2015.09.05 | ニュース

パーキンソン病の症状、すくみ足に運動療法は有効か

ランダム化クロスオーバー試験による検証
from Clinical rehabilitation
パーキンソン病の症状、すくみ足に運動療法は有効かの写真
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パーキンソン病は、脳からの命令が全身にうまく伝わらず、身体が自由に動かなくなる病気です。研究グループは、パーキンソン病で起こるすくみ足という症状に対して、2週間にわたる訓練の効果を調べました。

◆パーキンソン病患者に対する訓練効果を検証

パーキンソン病の症状の一つに、足がスムーズに動かなくなるすくみ足と呼ばれる症状があります。研究グループは、すくみ足のあるパーキンソン病患者22人を対象に、2週間にわたり理学療法士が訓練を行った場合、行わなかった場合と比べて、すくみ足が改善するかについての研究を行いました。

 

◆すくみ足に運動療法の効果あり

研究の結果、以下のことが示されました。

プログラムによって、フリージングスコアが3.0改善するという統計学的に有意な治療効果が得られた。(95%信頼区間 0.9-5.0、p < 0.01)。

この結果は、運動療法によって、すくみ足が軽減したことを示しています。

 

症状が徐々に進行するパーキンソン病。リハビリテーションは、症状緩和の一助となるかもしれません。どのような訓練がより効果的か、今後の研究が期待されます。

執筆者

NK

参考文献

Randomized cross-over trial to investigate the efficacy of a two-weekphysiotherapy programme with repetitive exercises of cueing to reduce the severity of freezing of gait in patients with Parkinson's disease.

Clin Rehabil. 2014.

[PMID: 24691217]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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