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ボノピオンパック
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ボノピオンパックの基本情報

ボノピオンパックの概要

商品名 ボノピオンパック
一般名 ボノプラザンフマル酸塩・アモキシシリン水和物・メトロニダゾールシート
薬価・規格 452.6円 (1シート)
薬の形状
内用薬 > その他 > その他
内用薬 > その他 > その他のアイコン
製造会社 武田薬品
YJコード 6199105X1028
レセプト電算コード 622485601
識別コード @640
添付文書PDFファイル

ボノピオンパックの主な効果と作用

ボノピオンパックの用途

ボノピオンパックの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、じん麻疹、腹部不快感、腹部膨満感、便秘、好酸球増多、発疹、下痢、AST上昇、ALT上昇、過敏症

起こる可能性のある重大な副作用

汎血球減少、無顆粒球症、白血球減少、血小板減少、多形紅斑、呼吸困難、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、膿疱、紅皮症、剥脱性皮膚炎、発熱、頭痛、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、血便、腹痛、頻回の下痢、間質性肺炎、好酸球性肺炎、咳嗽、無菌性髄膜炎、項部硬直、悪心、嘔吐、意識混濁、末梢神経障害、四肢のしびれ、四肢異常感、中枢神経障害、脳症、痙攣、錯乱、幻覚、小脳失調、ふらつき、歩行障害、意識障害、構語障害、急性膵炎、背部痛、血清アミラーゼ値上昇、好中球減少、出血性大腸炎、QT延長、心室頻拍、Torsade de pointes、ショック、アナフィラキシー、肝機能障害、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、不快感、口内異常感、眩暈、便意、耳鳴、発汗、喘鳴、血管浮腫、全身潮紅、全身じん麻疹、急性腎障害、重篤な腎障害、顆粒球減少、偽膜性大腸炎、重篤な大腸炎、黄疸

上記以外の副作用

AL-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、そう痒、食欲不振、黒毛舌、舌炎、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応、全身倦怠感、病変部悪化、舌苔、胃不快感、味覚異常、総ビリルビン上昇、Candida albicans出現、暗赤色尿、そう痒感、好塩基球増多、胸やけ、上腹部痛、口腔アフタ、鼓腸、黒色便、うつ病、浮動性めまい、不安定感、眼精疲労、疲労、しびれ感、大腸炎、貧血、菌交代症、口内炎、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、神経炎

ボノピオンパックの用法・用量

  • プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合通常、成人にはボノプラザンとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ボノピオンパックの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 高度腎機能障害
    • 高度腎障害
    • 伝染性単核症
    • 脊髄器質的疾患
    • アタザナビル硫酸塩投与中
    • リルピビリン塩酸塩投与中
    • 妊娠3ヵ月以内<有益性が危険性を上回ると判断される疾患の場合は除く>
    • 脳器質的疾患<脳膿瘍を除く>
    • アレルギー
    • 肝機能障害
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 血液疾患
    • 血液透析
    • 腎機能障害
    • 全身状態の悪い
    • 脳膿瘍
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • 進行期胃MALTリンパ腫
    • 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外
    • コケイン症候群
    • じん麻疹

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ボノピオンパックの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
硫酸アタザナビル<経口> 作用を減弱
リルピビリン塩酸塩<経口> 作用を減弱
イトラコナゾール 作用を減弱
チロシンキナーゼ阻害剤 作用を減弱
ゲフィチニブ 作用を減弱
ニロチニブ 作用を減弱
エルロチニブ 作用を減弱
ネルフィナビルメシル酸塩 作用を減弱
薬物代謝酵素<CYP3A4>を阻害する薬剤 ボノプラザンの血中濃度が上昇
クラリスロマイシン ボノプラザンの血中濃度が上昇
ジゴキシン<服用> 作用を増強
メチルジゴキシン<服用> 作用を増強
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>の基質となる薬剤 作用を増強
ミダゾラム 作用を増強
ワルファリンカリウム 作用が増強
ブスルファン 作用が増強
フルオロウラシル 作用が増強
シクロスポリン 作用が増強
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱
プロベネシド アモキシシリン水和物の血中濃度を増加
エタノール摂取 腹部の疝痛、嘔吐、潮紅
リトナビル含有製剤<内用液> ジスルフィラム-アルコール反応
ジスルフィラム 精神症状<錯乱等>
ワルファリン 抗凝血作用を増強し出血
リチウム製剤 血中濃度が上昇しリチウム中毒
フェノバルビタール メトロニダゾールの作用が減弱

飲食物との組み合わせ注意

  • アルコールを含むもの

ボノピオンパックと主成分が同じ薬

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ボノピオンパックに関係する解説

ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤

  • ボノピオンパックは、ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤に分類される。
  • ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤とは、2種類の抗菌薬と胃酸分泌抑制薬のPPI(プロトンポンプ阻害薬)を1シート(1日分)まとめたヘリコバクター・ピロリ除菌の専用製剤。

ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤の代表的な商品名

  • ラベキュア
  • ラベファイン
  • ボノサップ
  • ボノピオン
ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤についての詳しい解説を見る