処方薬
ラベキュアパック400
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ラベキュアパック400の基本情報

ラベキュアパック400の概要

商品名 ラベキュアパック400
一般名 ラベプラゾールナトリウム・アモキシシリン水和物・クラリスロマイシンシート
薬価・規格 316.5円 (1シート)
薬の形状
内用薬 > その他 > その他
内用薬 > その他 > その他のアイコン
製造会社 エーザイ
ブランド ラベキュアパック400 他
YJコード 6199102X1024
レセプト電算コード 622289101
識別コード @パリエット10
添付文書PDFファイル

ラベキュアパック400の主な効果と作用

ラベキュアパック400の用途

ラベキュアパック400の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、蕁麻疹、そう痒感、血圧上昇、軟便、腹部膨満感、嘔気、便秘、胃部不快感、鼓腸放屁、口内炎

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸困難、皮膚障害、多形紅斑、急性腎障害、間質性腎炎、低ナトリウム血症、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、視力障害、錯乱状態、せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性、アレルギー反応に伴う急性冠症候群、薬剤により誘発される胃腸炎症候群、反復性嘔吐、嘔吐、下痢、嗜眠、顔面蒼白、低血圧、腹痛、好中球増加、アレルギー性胃腸炎、Drug-induced enterocolitis syndrome、急性汎発性発疹性膿疱症、発疹、膿疱、紅皮症、剥脱性皮膚炎、頭痛、関節痛、皮膚紅斑、皮膚水疱、粘膜紅斑、粘膜水疱、皮膚緊張感、皮膚灼熱感、皮膚疼痛、肝障害、AST上昇、ALT上昇、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、重篤な大腸炎、頻回の下痢、好酸球性肺炎、無菌性髄膜炎、項部硬直、悪心、意識混濁、痙攣、発赤、QT延長、心室頻拍、Torsade de pointes、心室細動、肝不全、γ-GTP上昇、LDH上昇、Al-P上昇、白血球減少、PIE症候群、胸部X線異常、好酸球増多、強直間代性痙攣、ミオクロヌス、意識消失発作、尿細管間質性腎炎、乏尿、血中クレアチニン値上昇、腎機能低下、IgA血管炎、薬剤性過敏症症候群、リンパ節腫脹、白血球増加、異型リンパ球出現、遅発性の重篤な過敏症状、肺音異常、捻髪音、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、全身潮紅、血管浮腫、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、発汗、顆粒球減少、重篤な腎障害、血便

上記以外の副作用

食欲不振、中性脂肪上昇、蛋白尿、総コレステロール上昇、BUN上昇、血中TSH増加、耳鳴、過敏症、そう痒、動悸、舌炎、胸やけ、しびれ、しびれ感、顕微鏡的大腸炎、collagenous colitis、lymphocytic colitis、眠気、昏睡、脱毛、目のちらつき、高アンモニア血症、低マグネシウム血症、女性化乳房、黒毛舌、ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応、全身倦怠感、病変部増悪、意識障害、躁病、振戦、錯感覚、不眠、聴力低下、嗅覚異常、口腔内びらん、歯牙変色、舌変色、頻尿、低血糖、浮腫、腸炎、熱感、好中球減少、リンパ球減少、リンパ球増多、味覚異常、鼓腸、口渇、口唇炎、痔核、食道炎、めまい、顔面浮腫、倦怠感、舌のしびれ感、眼圧上昇、手足のしびれ感、尿酸上昇、尿糖異常、勃起増強、赤血球減少、好中球増多、総ビリルビン上昇、苦味、カンジダ症、胃もたれ、ふらつき、四肢脱力、知覚鈍麻、握力低下、口のもつれ、かすみ目、脱毛症、菌交代症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、神経炎、にがみ

ラベキュアパック400の用法・用量

  • 通常、成人にはラベプラゾールナトリウムとして1回10mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
    • なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
  • ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ラベキュアパック400の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 肝臓障害
    • 高度腎機能障害
    • 高度腎障害
    • 伝染性単核症
    • イサブコナゾニウム硫酸塩投与中
    • ピモジド投与中
    • 腎臓障害
    • ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩投与中
    • アタザナビル硫酸塩投与中
    • タダラフィル<アドシルカ>投与中
    • リルピビリン塩酸塩投与中
    • スボレキサント投与中
    • エルゴタミン酒石酸塩・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン投与中
    • イブルチニブ投与中
    • チカグレロル投与中
    • ロミタピドメシル酸塩投与中
    • イバブラジン塩酸塩投与中
    • ルラシドン塩酸塩投与中
    • ベネトクラクス<再発又は難治性の小リンパ球性リンパ腫の用量漸増期>投与中
    • ベネトクラクス<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病の用量漸増期>投与中
    • アナモレリン塩酸塩投与中
    • フィネレノン投与中
    • QT延長
    • アレルギー
    • 肝機能障害
    • 肝硬変
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 腎機能障害
    • 心疾患
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 低カリウム血症
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • 薬物過敏症
    • 進行期胃MALTリンパ腫
    • 早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃以外

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ラベキュアパック400の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
コルヒチン 中毒症状、血中濃度上昇、中毒症状<汎血球減少・肝機能障害・筋肉痛・腹痛・嘔吐・下痢・発熱等>
硫酸アタザナビル<経口> 作用が減弱
リルピビリン塩酸塩<経口> 作用を減弱
ピモジド QT延長、心室性不整脈<Torsade de pointesを含む>、心血管系副作用
酒石酸エルゴタミン・無水カフェイン・イソプロピルアンチピリン 血管攣縮等の重篤な副作用
ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩 血管攣縮等の重篤な副作用
スボレキサント 血漿中濃度が顕著に上昇しその作用が著しく増強
ロミタピドメシル酸塩 血中濃度が著しく上昇
フィネレノン 血中濃度が著しく上昇
タダラフィル<肺高血圧症を適応とする場合> クリアランスが高度に減少しその作用が増強
チカグレロル 血漿中濃度が著しく上昇
イブルチニブ 作用が増強
ワルファリンカリウム 作用が増強、血中濃度上昇に伴う作用の増強
イバブラジン塩酸塩 過度の徐脈
ベネトクラクス 腫瘍崩壊症候群の発現が増強、副作用が増強
ルラシドン塩酸塩 血中濃度が上昇し作用が増強
イサブコナゾニウム硫酸塩 血中濃度が上昇し作用が増強
アナモレリン塩酸塩 血中濃度が上昇し副作用の発現が増強
ジゴキシン<服用> 血中濃度が上昇
メチルジゴキシン<服用> 血中濃度が上昇
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇
イトラコナゾール<経口> 血中濃度が低下
ゲフィチニブ<経口> 血中濃度が低下
水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム含有制酸剤<服用> ラベプラゾールナトリウムの平均血漿中濃度曲線下面積が各8%・6%低下
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱
プロベネシド アモキシシリン水和物の血中濃度を増加
ジゴキシン 嘔気、嘔吐、不整脈
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、意識障害
グリベンクラミド 低血糖、意識障害
グリクラジド 低血糖、意識障害
グリメピリド 低血糖、意識障害
カルバマゼピン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
テオフィリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アミノフィリン製剤 血中濃度上昇に伴う作用の増強
シクロスポリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
タクロリムス水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
エベロリムス 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ベンゾジアゼピン系薬剤<CYP3Aで代謝される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
トリアゾラム 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ミダゾラム 血中濃度上昇に伴う作用の増強
非定型抗精神病薬<CYP3Aで代謝される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
フマル酸クエチアピン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アリピプラゾール 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ブロナンセリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ジソピラミド 血中濃度上昇に伴う作用の増強
トルバプタン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
エプレレノン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
臭化水素酸エレトリプタン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
カルシウム拮抗剤<CYP3Aで代謝される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ニフェジピン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ベラパミル 血中濃度上昇に伴う作用の増強
リオシグアト 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ジエノゲスト 血中濃度上昇に伴う作用の増強
PDE5阻害薬 血中濃度上昇に伴う作用の増強
シルデナフィル 血中濃度上昇に伴う作用の増強
タダラフィル<シアリス・ザルティア> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
クマリン系抗凝血剤 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ドセタキセル水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アベマシクリブ 血中濃度上昇に伴う作用の増強
オキシコドン塩酸塩水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
フェンタニル 血中濃度上昇に伴う作用の増強
フェンタニルクエン酸塩 血中濃度上昇に伴う作用の増強
抗凝固剤<CYP3Aで代謝されP-gpで排出される薬剤> 血中濃度上昇に伴う作用の増強
アピキサバン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
リバーロキサバン 血中濃度上昇に伴う作用の増強
P糖蛋白を基質とする抗凝固剤 血中濃度上昇に伴う作用の増強
ダビガトランエテキシラート 血中濃度上昇に伴う作用の増強
エドキサバントシル酸塩水和物 血中濃度上昇に伴う作用の増強
イトラコナゾール 血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
リファブチン 血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱
エトラビリン 血中濃度上昇に伴う作用の増強、クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱
アトルバスタチンカルシウム水和物 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症
シンバスタチン 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症
ロバスタチン 血中濃度上昇に伴う横紋筋融解症
HIVプロテアーゼ阻害剤 クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
リトナビル クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
ロピナビル・リトナビル配合剤 クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
ダルナビルエタノール付加物 クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度上昇による作用の増強
リファンピシン類 クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱
エファビレンツ クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱
ネビラピン クラリスロマイシンの未変化体の血中濃度が低下し活性代謝物の血中濃度が上昇、クラリスロマイシンの作用が減弱
天然ケイ酸アルミニウム<服用> クラリスロマイシンの吸収が低下

ラベキュアパック400と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > その他 > その他のアイコン
    薬価 433.9円 (1シート)
    薬の形状 内用薬 > その他 > その他
    製造会社 エーザイ
    先発
  • 内用薬 > その他 > その他のアイコン
    薬価 316.5円 (1シート)
    薬の形状 内用薬 > その他 > その他
    製造会社 エーザイ
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ラベキュアパック400に関係する解説

ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤

  • ラベキュアパック400は、ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤に分類される。
  • ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤とは、2種類の抗菌薬と胃酸分泌抑制薬のPPI(プロトンポンプ阻害薬)を1シート(1日分)まとめたヘリコバクター・ピロリ除菌の専用製剤。

ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤の代表的な商品名

  • ラベキュア
  • ラベファイン
  • ボノサップ
  • ボノピオン
ヘリコバクター・ピロリ除菌製剤についての詳しい解説を見る