処方薬
オラペネム小児用細粒10%
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オラペネム小児用細粒10%の基本情報

オラペネム小児用細粒10%の概要

商品名 オラペネム小児用細粒10%
一般名 テビペネムピボキシル細粒
薬価・規格 596.2円 (100mg1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 MeijiSeikaファルマ
YJコード 6139002C1026
レセプト電算コード 621926801
識別コード 0.5gmeijiMS001
添付文書PDFファイル

オラペネム小児用細粒10%の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • カルバペネム系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

オラペネム小児用細粒10%の用途

オラペネム小児用細粒10%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、軟便、過敏症、発疹、紅斑、皮膚炎、血小板増多、白血球増多、好酸球増多、AST上昇、ALT上昇

起こる可能性のある重大な副作用

低カルニチン血症、低血糖、血清カルニチン低下、痙攣、意識障害、低血糖症状、ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、中枢神経症状、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、急性腎障害、重篤な腎障害、重篤な肝障害、劇症肝炎、黄疸

上記以外の副作用

血中尿素増加、着色尿、排尿困難、尿蛋白陽性、嘔吐、口内炎、上腹部痛、変色便、口渇、頭痛、傾眠、倦怠感、発熱、咳嗽、鼻出血

オラペネム小児用細粒10%の用法・用量

  • 通常、小児にはテビペネム ピボキシルとして1回4mg(力価)/kgを1日2回食後に経口投与する
    • なお、必要に応じて1回6mg(力価)/kgまで増量できる
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤の投与期間は、7日間以内を目安とすること
    • なお、本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オラペネム小児用細粒10%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • バルプロ酸ナトリウム投与中
    • 血清カルニチンが低下する先天性代謝異常の小児等
    • アレルギー
    • 気管支喘息
    • 経口摂取の不良
    • 痙攣性疾患
    • 高度腎障害
    • 蕁麻疹
    • 全身状態の悪い
    • 中枢神経障害
    • てんかん
    • 発疹
    • 非経口栄養
    • 軽度腎障害
    • 中等度腎障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オラペネム小児用細粒10%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
バルプロ酸 血中濃度が低下してんかんの発作が再発

オラペネム小児用細粒10%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
    薬価 596.2円 (100mg1g)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 細粒
    製造会社 MeijiSeikaファルマ
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オラペネム小児用細粒10%に関係する解説

カルバペネム系抗菌薬

  • オラペネム小児用細粒10%は、カルバペネム系抗菌薬に分類される。
  • カルバペネム系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。

カルバペネム系抗菌薬の代表的な商品名

  • オラペネム
  • メロペン
  • フィニバックス
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