処方薬
ネシーナ錠12.5mg
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ネシーナ錠12.5mgの基本情報

ネシーナ錠12.5mgの概要

商品名 ネシーナ錠12.5mg
一般名 アログリプチン安息香酸塩錠
薬価・規格 87.1円 (12.5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 武田薬品
ブランド ネシーナ錠6.25mg 他
YJコード 3969012F2021
レセプト電算コード 621986101
識別コード @386
添付文書PDFファイル

ネシーナ錠12.5mgの主な効果と作用

  • 糖尿病を治療するお薬です。
  • 血糖を一定に保つ物質を分解する酵素の働きをおさえ、血糖値を改善する働きがあります。

ネシーナ錠12.5mgの用途

ネシーナ錠12.5mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、便秘、過敏症、発疹、そう痒、じん麻疹、鼓腸、胃腸炎、頭痛、めまい、四肢のしびれ

起こる可能性のある重大な副作用

低血糖、重篤な低血糖症状、低血糖症状、意識消失、急性膵炎、持続的な激しい腹痛、嘔吐、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいAL-P上昇、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、腸閉塞、高度便秘、腹部膨満、持続する腹痛、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常、捻髪音、類天疱瘡、水疱、びらん

上記以外の副作用

倦怠感、鼻咽頭炎、浮腫、動悸、関節痛、貧血

ネシーナ錠12.5mgの用法・用量

  • 通常、成人にはアログリプチンとして25mgを1日1回経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)中等度以上の腎機能障害患者では、排泄の遅延により本剤の血中濃度が上昇するため、次を参考に腎機能の程度に応じて、投与量を適宜減量すること〔9.2.1、9.8高齢者の項、16.6.1参照〕
  • [中等度以上の腎機能障害患者における投与量]1). 中等度腎機能障害患者:1.4mg/dL<血清クレアチニン≦2.4mg/dLの男性、1.2mg/dL<血清クレアチニン≦2.0mg/dLの女性、30mL/min≦クレアチニンクリアランス<50mL/min;投与量12.5mg、1日1回
  • 2). 高度腎機能障害患者/*末期腎不全患者:血清クレアチニン>2.4mg/dLの男性、血清クレアチニン>2.0mg/dLの女性、クレアチニンクリアランス<30mL/min;投与量6.25mg、1日1回
  • 血清クレアチニン:Ccrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)
  • *)末期腎不全患者については、血液透析との時間関係は問わない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ネシーナ錠12.5mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 重症感染症
    • 重症ケトーシス
    • 重篤な外傷
    • 手術前後
    • 糖尿病性前昏睡
    • 糖尿病性昏睡
    • 1型糖尿病
    • 栄養不良状態
    • 過度のアルコール摂取
    • 飢餓状態
    • 高度腎機能障害
    • 腸閉塞
    • 低血糖
    • 脳下垂体機能不全
    • 激しい筋肉運動
    • 不規則な食事摂取
    • 副腎機能不全
    • 中等度以上の腎機能障害
    • 食事摂取量不足
    • 中等度腎機能障害
    • 腹部手術
    • クレアチニンクリアランス<30mL/min
    • 心不全<NYHA分類3~4>
    • 1.2mg/dL<血清クレアチニン≦2.0mg/dLの女性
    • 1.4mg/dL<血清クレアチニン≦2.4mg/dLの男性
    • 30mL/min≦クレアチニンクリアランス<50mL/min
    • 血清クレアチニン>2.0mg/dLの女性
    • 血清クレアチニン>2.4mg/dLの男性
    • 末期腎不全

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ネシーナ錠12.5mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖尿病用薬 低血糖
スルホニルウレア系薬剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
速効型食後血糖降下剤 低血糖
α-グルコシダーゼ阻害剤 低血糖
ビグアナイド系製剤 低血糖
チアゾリジン系薬剤 低血糖、浮腫
GLP-1アナログ 低血糖
SGLT2阻害剤 低血糖
インスリン製剤 低血糖、低血糖のリスクが増加
塩酸ピオグリタゾン 浮腫
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤 血糖が低下
β-遮断剤 血糖が低下
サリチル酸製剤 血糖が低下
モノアミン酸化酵素阻害剤 血糖が低下
フィブラート系の高脂血症治療薬 血糖が低下
ワルファリン 血糖が低下
糖尿病用薬及び糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤 血糖が上昇
エピネフリン 血糖が上昇
副腎皮質ホルモン剤 血糖が上昇
甲状腺ホルモン剤 血糖が上昇

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ネシーナ錠12.5mgに関係する解説

DPP-4阻害薬

  • ネシーナ錠12.5mgは、DPP-4阻害薬に分類される。
  • DPP-4阻害薬とは、体内でインスリン分泌を促す物質の作用を強め、血糖値を下げる薬。

DPP-4阻害薬の代表的な商品名

  • グラクティブ、ジャヌビア
  • エクア
  • ネシーナ
  • トラゼンタ
  • テネリア
  • スイニー
  • オングリザ
  • ザファテック
  • マリゼブ
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