処方薬
グリチロン配合錠

グリチロン配合錠の基本情報

グリチロン配合錠の概要

商品名 グリチロン配合錠
一般名 グリチルリチン・グリシン・DL-メチオニン配合剤錠
薬価・規格 5.7円 (1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 ミノファーゲン製薬
YJコード 3919100F1150
レセプト電算コード 620845201
識別コード GL
添付文書PDFファイル

グリチロン配合錠の主な効果と作用

  • 肝臓の炎症をおさえ、肝臓の機能を改善する働きがあります。
  • 炎症やアレルギーをおさえる働きがあります。
  • 肝臓の働きを改善したり、湿疹皮膚炎円形脱毛症などの症状を改善するお薬です。

グリチロン配合錠の用途

グリチロン配合錠の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

腹痛、血清カリウム値低下、頭痛

起こる可能性のある重大な副作用

血圧上昇、偽アルドステロン症、低カリウム血症、ナトリウム貯留、体液貯留、浮腫、尿量減少、体重増加、脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢痙攣、四肢麻痺、横紋筋融解症、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇

グリチロン配合錠の用法・用量

  • 1回2~3錠、小児には1錠を1日3回食後経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

グリチロン配合錠の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

グリチロン配合錠の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カンゾウ含有製剤 偽アルドステロン症
ループ利尿剤 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
エタクリン酸 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
フロセミド 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
チアジド系及びその類似降圧利尿剤 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
トリクロルメチアジド 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
クロルタリドン 低カリウム血症<脱力感・筋力低下等>
塩酸モキシフロキサシン 心室性頻拍<Torsades de Pointesを含む>、QT延長

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グリチロン配合錠に関係する解説

グリチルリチン製剤

  • グリチロン配合錠は、グリチルリチン製剤に分類される。
  • グリチルリチン製剤とは、甘草(カンゾウ)などに含まれる成分であるグリチルリチン酸の効果により、肝臓の働きを改善したり皮膚の炎症などを抑える薬。

グリチルリチン製剤の代表的な商品名

  • グリチロン配合錠、ネオファーゲンC配合錠、二チファーゲン配合錠
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