クロピドグレル錠25mg「TCK」に関係する解説
ADP阻害薬(抗血小板薬)
- クロピドグレル錠25mg「TCK」は、ADP阻害薬(抗血小板薬)に分類される。
- ADP阻害薬(抗血小板薬)とは、ADP(アデノシン二リン酸)という物質の働きを阻害し、血小板の活性化に基づく血小板凝集を抑え、血栓の形成を抑え血管をつまらせないようにする薬。
ADP阻害薬(抗血小板薬)の代表的な商品名
- プラビックス
- エフィエント
- パナルジン
商品名 | クロピドグレル錠25mg「TCK」 |
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一般名 | クロピドグレル硫酸塩錠 |
薬価・規格 | 16.0円 (25mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 辰巳化学 |
ブランド | クロピドグレル錠25mg「TCK」 他 |
YJコード | 3399008F1130 |
レセプト電算コード | 622424101 |
識別コード | クロピドグレル25TCK |
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薬剤名 | 影響 |
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非ステロイド系抗炎症剤 | 消化管からの出血が助長 |
ナプロキセン | 消化管からの出血が助長 |
血液凝固阻止剤 | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
ワルファリン | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
ヘパリン製剤 | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
アスピリン | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
血栓溶解剤 | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
ウロキナーゼ | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
アルテプラーゼ | 出血した時出血を助長、出血等の副作用 |
薬物代謝酵素<CYP2C19>を阻害する薬剤 | 本剤の作用が減弱 |
オメプラゾール | 本剤の作用が減弱 |
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 | 出血を助長 |
フルボキサミンマレイン酸塩 | 出血を助長 |
塩酸セルトラリン | 出血を助長 |
CYP2C8で代謝される薬剤 | 血中濃度が増加し血糖降下作用が増強 |
レパグリニド | 血中濃度が増加し血糖降下作用が増強 |
セレキシパグ | 活性代謝物<MRE-269>のCmax及びAUCが増加 |
強力なCYP2C19誘導薬 | 本剤の血小板阻害作用が増強されることにより出血リスクが高まる |
リファンピシン類 | 本剤の血小板阻害作用が増強されることにより出血リスクが高まる |
モルヒネ | 本剤の血漿中濃度が低下 |
ロスバスタチン | Cmaxが1.3倍・AUCが2倍上昇、AUCが1.4倍上昇 |