パントシン注10%に関係する解説
パントテン酸製剤
- パントシン注10%は、パントテン酸製剤に分類される。
- パントテン酸製剤とは、体内にパントテン酸を補充し、エネルギー代謝などに関与して、脂質異常症、湿疹、便秘などを改善する薬。
パントテン酸製剤の代表的な商品名
- パントシン
処方薬
パントシン注10%
パントシン注10%の基本情報
パントシン注10%の概要
| 商品名 | パントシン注10% |
|---|---|
| 一般名 | パンテチン注射液 |
| 薬価・規格 | 59.0円 (200mg1管) |
| 薬の形状 |
注射薬 > 液剤 > 注射液
|
| 製造会社 | アルフレッサ ファーマ |
| ブランド | パントシン散20% 他 |
| YJコード | 3133400A3075 |
| レセプト電算コード | 643130107 |
パントシン注10%の主な効果と作用
- パントテン酸欠乏症の予防と、パントテン酸の不足により起こる、いろいろな病気を治療するお薬です。
- 体内のタンパク質、脂質、炭水化物などの
代謝 に重要なビタミン 剤です。
パントシン注10%の用途
パントシン注10%の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
腹部膨満、腹痛、下痢、軟便、悪心
パントシン注10%の用法・用量
- 通常、成人にはパンテチンとして1日20～100mg、血液疾患、術後腸管麻痺には、1日200mgを1～2回に分けて、皮下、筋肉内又は静脈内注射する
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- （用法及び用量に関連する注意）1日あたりの製剤量は次のとおりである
- 1）． 1日量（パンテチンとして）20～100mg：（製剤）0.2～1.0mL
- 2）． 1日量（パンテチンとして）200mg：（製剤）2.0mL
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。