処方薬
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉
後発酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の基本情報
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の概要
商品名 | 酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉 |
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一般名 | 酸化マグネシウム細粒 |
薬価・規格 | 8.9円 (83%1g) |
薬の形状 |
内用薬 > 散剤 > 細粒
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製造会社 | 東洋製薬化成 |
ブランド | 重質酸化マグネシウム〈ハチ〉 他 |
YJコード | 2344009C1047 |
レセプト電算コード | 622261001 |
識別コード | HM352040.4g |
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の主な効果と作用
- 胃酸を中和し、胃粘膜を保護します。また、便をやわらかくするお薬です。
- 胃酸を中和して胃粘膜を保護する働きがあります。
- 腸内に水分を引き寄せ、便をやわらかくする働きがあります。
- 尿路結石の発生を予防するお薬です。
- 腸内でシュウ酸の吸収をおさえたり、尿中でシュウ酸カルシウムができるのを防ぐ働きがあります。
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の用途
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
下痢、血清マグネシウム値上昇
起こる可能性のある重大な副作用
高マグネシウム血症、呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止、悪心、嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の用法・用量
- 〈制酸剤として使用する場合〉酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する
- 〈緩下剤として使用する場合〉酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する
- 〈尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する
- なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
酸化マグネシウム細粒83%〈ハチ〉の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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テトラサイクリン系抗生物質<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
テトラサイクリン<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
ミノサイクリン<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
ニューキノロン系抗菌剤<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
シプロフロキサシン<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
トスフロキサシン<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用> | 吸収が低下し効果が減弱 |
エチドロン酸二ナトリウム<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
リセドロン酸ナトリウム水和物<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
ラルテグラビル<服用> | 吸収が低下し効果が減弱 |
EVG・COBI・FTC・TDF<服用> | 吸収が低下し効果が減弱 |
セフジニル<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
セフポドキシム プロキセチル<服用> | 吸収が低下し効果が減弱 |
ミコフェノール酸モフェチル<経口> | 吸収が低下し効果が減弱 |
ペニシラミン製剤<服用> | 吸収が低下し効果が減弱 |
アジスロマイシン | 血中濃度が低下 |
セレコキシブ | 血中濃度が低下 |
ロスバスタチン | 血中濃度が低下 |
ラベプラゾール | 血中濃度が低下 |
ガバペンチン | 血中濃度が低下 |
リオシグアト<服用> | 血中濃度が低下 |
ジギタリス<経口> | 当該薬剤の吸収・排泄に影響 |
ジゴキシン<服用> | 当該薬剤の吸収・排泄に影響 |
ジギトキシン<服用> | 当該薬剤の吸収・排泄に影響 |
鉄剤<服用> | 当該薬剤の吸収・排泄に影響 |
フェキソフェナジン<服用> | 当該薬剤の吸収・排泄に影響 |
ポリカルボフィルカルシウム<経口> | 作用が減弱 |
ロキサデュスタット | 作用が減弱 |
バダデュスタット | 作用が減弱 |
高カリウム血症改善イオン交換樹脂 | 当該薬剤の効果が減弱、アルカローシス |
ポリスチレンスルホン酸カルシウム | 当該薬剤の効果が減弱、アルカローシス |
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム | 当該薬剤の効果が減弱、アルカローシス |
活性型ビタミンD3製剤 | アルカローシス、高マグネシウム血症、milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症 |
アルファカルシドール | アルカローシス、高マグネシウム血症、milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症 |
カルシトリオール | アルカローシス、高マグネシウム血症、milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症 |
カルシウム製剤 | アルカローシス、milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症 |
炭酸リチウム | 高マグネシウム血症 |
H2受容体拮抗剤 | 本剤の緩下作用が減弱 |
ファモチジン | 本剤の緩下作用が減弱 |
ラニチジン | 本剤の緩下作用が減弱 |
ラフチジン | 本剤の緩下作用が減弱 |
プロトンポンプ阻害剤 | 本剤の緩下作用が減弱 |
オメプラゾール | 本剤の緩下作用が減弱 |
ランソプラゾール | 本剤の緩下作用が減弱 |
エソメプラゾール | 本剤の緩下作用が減弱 |
ミソプロストール | 下痢 |
飲食物との組み合わせ注意
- 大量の牛乳
- カルシウムを含むもの<牛乳、乳製品 など>
- 鉄分を含むもの