処方薬
シメチジン錠400mg「クニヒロ」
後発

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の基本情報

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の概要

商品名 シメチジン錠400mg「クニヒロ」
一般名 シメチジン400mg錠
薬価・規格 5.9円 (400mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 皇漢堂製薬
ブランド シメチジン錠200mg「クニヒロ」 他
YJコード 2325001F2200
レセプト電算コード 622017701
識別コード KSK117
添付文書PDFファイル

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の主な効果と作用

  • 胃潰瘍十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食道炎などを治療するお薬です。
  • 胃酸や胃液に含まれる消化酵素の分泌をおさえる働きがあります。
  • 胃酸や胃液に含まれる消化酵素の分泌をおさえる働きや、出血をおさえる働きがあります。
  • 潰瘍や胃炎などによる消化管の出血を治療するお薬です。

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の用途

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、女性化乳房、便秘、一過性クレアチニン上昇、末梢神経障害、過敏性血管炎、乳汁分泌、帯下増加、勃起障害、可逆性の錯乱状態

起こる可能性のある重大な副作用

肝障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、意識障害、痙攣、ショック、アナフィラキシー、全身発赤、呼吸困難、再生不良性貧血、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、全身倦怠、脱力、皮下出血、粘膜下出血、発熱、間質性腎炎、急性腎障害、腎機能検査値異常、BUN上昇、クレアチニン上昇、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、房室ブロック、心ブロック

上記以外の副作用

頭痛、めまい、四肢のしびれ、四肢こわばり感、眠気、ヒポコンドリー様症状、無気力感、うつ状態、幻覚、頻脈、徐脈、動悸、腹部膨満感、下痢、全身熱感、排尿困難、筋肉痛、膵炎、脱毛

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の用法・用量

  • 〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍〉通常、成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する
    • また、1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割もしくは1回(就寝前)投与することもできる
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
  • 〈吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)〉通常、成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する
    • また、1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割して投与することもできる
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
  • ただし、上部消化管出血の場合には、通常注射剤で治療を開始し、内服可能となった後は経口投与に切りかえる
  • 〈次記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期〉通常、成人にはシメチジンとして1日400mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する
    • また、1日量を1回(就寝前)投与することもできる
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 腎機能障害患者では、血中濃度が持続するので、次を参考にして投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること〔9.2腎機能障害患者の項参照〕[1)クレアチニンクリアランス0~4mL/min:1回200mg1日1回(24時間間隔)、2)クレアチニンクリアランス5~29mL/min:1回200mg1日2回(12時間間隔)、3)クレアチニンクリアランス30~49mL/min:1回200mg1日3回(8時間間隔)、4)クレアチニンクリアランス50mL/min以上:1回200mg1日4回(6時間間隔)]
  • 7.2. 血液透析を受けている患者に投与する場合は、透析後に投与すること〔13.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

シメチジン錠400mg「クニヒロ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
薬物代謝酵素の基質となる薬剤 血中濃度を高める
クマリン系抗凝血剤 血中濃度を高める
ワルファリン 血中濃度を高める
ベンゾジアゼピン系化合物 血中濃度を高める
ジアゼパム 血中濃度を高める
トリアゾラム 血中濃度を高める
ミダゾラム 血中濃度を高める
抗てんかん剤 血中濃度を高める
フェニトイン 血中濃度を高める
カルバマゼピン 血中濃度を高める
三環系抗うつ剤 血中濃度を高める
イミプラミン 血中濃度を高める
パロキセチン 血中濃度を高める
β-遮断剤 血中濃度を高める
プロプラノロール 血中濃度を高める
メトプロロール 血中濃度を高める
ラベタロール 血中濃度を高める
カルシウム拮抗剤 血中濃度を高める
ニフェジピン 血中濃度を高める
抗不整脈剤 血中濃度を高める
リドカイン製剤 血中濃度を高める
キサンチン系薬剤 血中濃度を高める
テオフィリン 血中濃度を高める
アミノフィリン製剤 血中濃度を高める
プロカインアミド 血中濃度を高める
エリスロマイシン 血中濃度を高める

シメチジン錠400mg「クニヒロ」と主成分が同じ薬

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シメチジン錠400mg「クニヒロ」に関係する解説

H2受容体拮抗薬

  • シメチジン錠400mg「クニヒロ」は、H2受容体拮抗薬に分類される。
  • H2受容体拮抗薬とは、胃内において胃酸分泌を抑え、胃潰瘍などを治療し逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどを和らげる薬。

H2受容体拮抗薬の代表的な商品名

  • アルタット
  • ガスター
  • タガメット
  • プロテカジン
  • アシノン
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