ウプトラビ錠0.2mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
頭痛、浮動性めまい、潮紅、下痢、悪心、嘔吐、腹痛、顎痛、筋肉痛、四肢痛、関節痛
起こる可能性のある重大な副作用
低血圧、過度の血圧低下、起立性低血圧、出血、鼻出血、網膜出血、甲状腺機能異常、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症
上記以外の副作用
貧血、鉄欠乏性貧血、血小板数減少、代謝異常、食欲減退、体液貯留、低カリウム血症、脱水、失神、体位性めまい、頭部不快感、傾眠、不眠症、灼熱感、感覚鈍麻、嗜眠、錯感覚、味覚消失、片頭痛、眼痛、羞明、霧視、眼瞼浮腫、浮腫、流涙増加、回転性めまい、耳鳴、ほてり、動悸、心房細動、心不全、右室不全、頻脈、心室性期外収縮、紅痛症、四肢熱感、四肢発赤、四肢の痛み、四肢の腫れ、呼吸困難、鼻閉、咳嗽、低酸素症、口腔咽頭不快感、腹部不快感、消化不良、胃食道逆流性疾患、腹部膨満、便秘、排便回数増加、胃炎、口内乾燥、胃拡張、消化性潰瘍、肝酵素上昇、肝機能異常、血中ビリルビン増加、紅斑、発疹、皮膚そう痒症、光線過敏性反応、脱毛症、多汗症、背部痛、筋骨格痛、頚部痛、顎関節症候群、筋痙縮、骨痛、四肢不快感、関節腫脹、筋骨格硬直、筋力低下、開口障害、筋肉疲労、疲労、脊椎痛、腎機能障害、頻尿、倦怠感、末梢性浮腫、顔面浮腫、疼痛、無力症、胸部不快感、体重減少、胸痛、異常感、発熱、胃腸炎、上咽頭炎、副鼻腔炎、インフルエンザ様疾患、転倒、月経過多、ヘモグロビン減少、蕁麻疹、血管浮腫、血中甲状腺刺激ホルモン減少、過敏症
ウプトラビ錠0.2mgの用法・用量
- 通常、成人にはセレキシパグとして1回0.2mgを1日2回食後経口投与から開始する
- 忍容性を確認しながら、7日以上の間隔で1回量として0.2mgずつ最大耐用量まで増量して維持用量を決定する
- なお、最高用量は1回1.6mgとし、いずれの用量においても、1日2回食後に経口投与する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 投与初期に頭痛、下痢等の副作用が多く報告されているため、患者の状態を十分観察しながら慎重に用量の漸増を行うこと
- 7.2. 忍容性に問題があり減量する場合は、原則として1回0.2mgずつ漸減すること(減量後に再増量する場合は、再増量までに8日以上の間隔をあけ、忍容性を確認しながら漸増すること)
- 7.3. 3日以上投与を中断した場合、再開時には中断前より低い用量からの投与を考慮すること
- 7.4. 投与を中止する場合は、症状の増悪に留意しながら投与量を漸減すること
- 7.5. 中等度肝障害患者には、1日1回に減量して投与を開始し、投与間隔や増量間隔の延長、最高用量の減量を考慮すること〔9.3.2、16.6.2参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
降圧作用を有する薬剤 |
過度の血圧低下 |
カルシウム拮抗剤 |
過度の血圧低下 |
ACE阻害剤 |
過度の血圧低下 |
アンジオテンシン2受容体拮抗剤 |
過度の血圧低下 |
利尿剤 |
過度の血圧低下 |
プロスタグランジンE1製剤 |
過度の血圧低下、出血の危険性が増大 |
プロスタグランジンE2誘導体製剤 |
過度の血圧低下、出血の危険性が増大 |
プロスタグランジンI2誘導体製剤 |
過度の血圧低下、出血の危険性が増大 |
血液凝固阻止剤 |
出血の危険性が増大 |
ワルファリン |
出血の危険性が増大 |
血栓溶解剤 |
出血の危険性が増大 |
ウロキナーゼ |
出血の危険性が増大 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 |
出血の危険性が増大 |
アスピリン |
出血の危険性が増大 |
チクロピジン |
出血の危険性が増大 |
非ステロイド系抗炎症剤 |
出血の危険性が増大 |
CYP2C8を阻害する薬剤 |
本剤の活性代謝物のCmax及びAUCが増加 |
クロピドグレル |
本剤の活性代謝物のCmax及びAUCが増加 |
デフェラシロクス |
本剤の活性代謝物のCmax及びAUCが増加 |
ロピナビル・リトナビル配合剤 |
本剤の血中濃度が上昇、本剤の副作用が発現 |
CYP2C8を誘導する薬剤 |
本剤の活性代謝物のAUCが低下 |
リファンピシン類 |
本剤の活性代謝物のAUCが低下 |