処方薬
タンボコール錠100mg
先発

タンボコール錠100mgの基本情報

タンボコール錠100mgの概要

商品名 タンボコール錠100mg
一般名 フレカイニド酢酸塩錠
薬価・規格 118.5円 (100mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 エーザイ
ブランド タンボコール細粒10% 他
YJコード 2129009F2026
レセプト電算コード 612120304
識別コード E238
添付文書PDFファイル

タンボコール錠100mgの主な効果と作用

  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。
  • 心臓に直接働いて心臓の筋肉の異常な刺激をおさえ、速くなりすぎた脈を調節する働きがあります。

タンボコール錠100mgの用途

タンボコール錠100mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

心房細動、PQ延長、QRS延長、QT延長、胸部不快感、動悸、徐脈、血圧上昇、浮腫、眩暈、ふらつき

起こる可能性のある重大な副作用

心室頻拍、Torsades de Pointes、心房粗動、高度房室ブロック、洞停止、洞房ブロック、心不全悪化、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、心室細動、一過性心停止、Adams-Stokes発作

上記以外の副作用

頭痛、頭重、振戦、眠気、手足のしびれ感、悪心、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、口渇、食欲不振、下痢、便秘、消化不良、呼吸困難、複視、羞明、視力異常、Al-P上昇、LDH上昇、総ビリルビン値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン値上昇、過敏症、そう痒、発疹、白血球増多、ヘモグロビン値増加、ヘマトクリット値増加、倦怠感、舌のしびれ感、苦味感、味覚異常、顔面潮紅、発汗、血圧低下、胸痛、耳鳴、口内炎、霧視、頻尿、排尿障害

タンボコール錠100mgの用法・用量

  • 1.成人:1).頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動):フレカイニド酢酸塩として1日100mgから投与を開始し、効果が不十分な場合は200mgまで増量し、1日2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜減量する
  • 2).頻脈性不整脈(心室性):フレカイニド酢酸塩として1日100mgから投与を開始し、効果が不十分な場合は200mgまで増量し、1日2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 2.小児:頻脈性不整脈(発作性心房細動・粗動、発作性上室性、心室性):6カ月以上の乳児、幼児及び小児にはフレカイニド酢酸塩として1日50~100mg/㎡(体表面積)を、1日2~3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、1日最高用量は200mg/㎡とする
  • 6カ月未満の乳児にはフレカイニド酢酸塩として1日50mg/㎡(体表面積)を、1日2~3回に分けて経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、1日最高用量は200mg/㎡とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

タンボコール錠100mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 高度洞房ブロック
    • 心筋梗塞後の無症候性心室性期外収縮
    • 心筋梗塞後の非持続型心室頻拍
    • リトナビル投与中
    • 高度房室ブロック
    • ミラベグロン投与中
    • テラプレビル投与中
    • うっ血性心不全
    • 基礎心疾患のある心房粗動及び心室頻拍の小児
    • 肝機能障害
    • 脚ブロック
    • 血清カリウム低下
    • 刺激伝導障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 心筋梗塞
    • 心筋症
    • 著明な洞性徐脈
    • 洞房ブロック
    • 弁膜症
    • 房室ブロック
    • 基礎心疾患
    • 重篤な腎障害
    • 腎機能障害
    • 一時的ペーシング中
    • 恒久的ペースメーカー使用中
    • 基礎心疾患があり心不全
    • 抗不整脈薬との併用
    • Brugada症候群
    • クレアチニンクリアランスが20mL/min以下
    • 心筋梗塞があり心不全
    • 心筋症があり心不全
    • 弁膜症があり心不全

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、有益性が危険性を上回る場合にのみ、服用・利用して下さい。
    • 基礎心疾患のある心房粗動及び心室頻拍の小児(0歳〜14歳)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 小児(0歳〜14歳)
    • 高齢者の心室性不整脈(65歳〜)
    • 乳幼児(0歳〜6歳)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。
    • 高齢者の心室性不整脈(65歳〜)
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、
    • 小児(0歳〜14歳)

タンボコール錠100mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リトナビル 不整脈・血液障害・痙攣等の重篤な副作用
ミラベグロン QTが延長、心室性不整脈<Torsades de Pointesを含む>
テラプレビル QTが延長、心室性不整脈<Torsades de Pointesを含む>
ジギタリス剤 血中濃度が上昇
ジゴキシン 血中濃度が上昇
ジギトキシン 血中濃度が上昇
デスラノシド 血中濃度が上昇
β-遮断剤 心機能低下、房室ブロック
プロプラノロール 心機能低下、房室ブロック、本剤並びにプロプラノロールの血中濃度が上昇
カルシウム拮抗剤 心機能低下、房室ブロック
ベラパミル 心機能低下、房室ブロック
塩酸パロキセチン水和物 本剤の血中濃度が上昇
シメチジン 本剤の血中濃度が上昇
キニジン硫酸塩水和物 本剤の血中濃度が上昇
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下
アミオダロン塩酸塩 本剤の血中濃度が1.5倍に上昇
塩酸リドカイン 抗不整脈活性あるいは毒性症状が増強
プロカインアミド塩酸塩 抗不整脈活性あるいは毒性症状が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • 乳製品
  • 母乳

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タンボコール錠100mgに関係する解説

Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)

  • タンボコール錠100mgは、Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)に分類される。
  • Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)とは、脈に関与する電気信号の一つであるNa(ナトリウム)イオンの通り道を塞ぎ、乱れた脈(主に頻脈)を整える薬。

Naチャネル遮断薬(I群抗不整脈薬)の代表的な商品名

  • リスモダン
  • シベノール
  • アスペノン
  • メキシチール
  • サンリズム
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