ビオフェルミン止瀉薬

ビオフェルミン止瀉薬の基本情報

ビオフェルミン止瀉薬の概要

商品名 ビオフェルミン止瀉薬
薬のタイプ 内服 / 第2類
製造会社 ビオフェルミン製薬
販売会社名 大正製薬

ビオフェルミン止瀉薬の特徴

*タンニン酸アルブミン、ゲンノショウコエキスがおなかにやさしく、下痢止めにはたらきます。
*ロートエキスが腹痛を伴う下痢に効果的にはたらきます。
*乳酸菌が下痢のときにおこる腸内菌叢の乱れを整えます。
*のみやすい、生薬特有の香味をもった、うすいかっ色~茶かっ色の細粒です。また、携帯に便利なスティックタイプの分包です。

ビオフェルミン止瀉薬の効果・効能

下痢、腹痛を伴う下痢、消化不良による下痢、食あたり、水あたり、くだり腹、はき下し、軟便。

ビオフェルミン止瀉薬の構成成分

3包3.6g(15歳以上の1日服用量)中 タンニン酸アルブミン(タンナルビン)2700mg、ゲンノショウコエキス(生薬エキス)600mg、ロートエキス(生薬エキス)33mg、フェーカリス菌末(乳酸菌)180mg <成分に関連する注意> 生薬(薬用の草根木皮など)を用いた製品ですから、製品により細粒の色調や味が多少異なることがありますが、効果には変わりありません。

ビオフェルミン止瀉薬の用法・用量

次の量を、食後に水又はお湯で服用してください。
15歳以上:1回1包。
11歳~14歳:1回2/3包。
8歳~10歳:1回1/2包。
5歳~7歳:1回1/3包。
1日3回服用。
5歳未満:服用しないこと。
<用法・用量に関連する注意>
1.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
2.用法・用量を厳守してください。

ビオフェルミン止瀉薬の主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)発熱を伴う下痢のある人、血便のある人または粘液便の続く人。
(3)急性の激しい下痢または腹痛・腹部膨満・はきけ等の症状を伴う下痢のある人。
(本剤で無理に下痢をとめるとかえって病気を悪化させることがあります。)
(4)妊婦または妊娠していると思われる人。
(5)高齢者。
(6)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。
排尿困難
(8)次の診断を受けた人。
心臓病、緑内障
(9)副交感神経遮断剤(ベラドンナ総アルカロイド、ヨウ化イソプロパミド、ロートエキス等)を含有する内服薬を服用している人。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ
精神神経系・・・頭痛
泌尿器・・・排尿困難
その他・・・顔のほてり、異常なまぶしさ
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
ショック (アナフィラキシー)・・・服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください
口のかわき、目のかすみ
4.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください

ビオフェルミン止瀉薬の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。