アシノンZ錠

アシノンZ錠の基本情報

アシノンZ錠の概要

商品名 アシノンZ錠
薬のタイプ 内服 / 第1類
製造会社 ゼリア新薬工業
販売会社名 ゼリア新薬工業

アシノンZ錠の特徴

アシノンZ錠は,胃酸の分泌をコントロールするニザチジン(H2ブロッカー薬)を含んだ胃腸薬です。胃酸の出過ぎによる症状(胸やけ,むかつき,胃痛,もたれ)によく効き,胃粘膜の修復を早めます。

アシノンZ錠の効果・効能

胸やけ、むかつき、胃痛、もたれ(本剤は、胃のヒスタミンH2受容体に拮抗する薬を含んでいます。) <効能・効果に関連する注意> 効能・効果に記載以外の症状では、本剤を服用しないでください。

アシノンZ錠の構成成分

1回量(1錠)中 ニザチジン75mg

アシノンZ錠の用法・用量

胸やけ、むかつき、胃痛、もたれの症状が現れた時、次記の1回の量を、水又はお湯で服用してください。
成人(15歳以上、80歳未満):1回1錠。
1日2回服用まで。
小児(15歳未満)・高齢者(80歳以上):服用しないでください。
服用後8時間以上たっても症状が治まらない場合は、もう1錠服用してください。
症状が治まった場合は、服用を止めてください。
3日間服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を止めて、医師又は薬剤師に相談してください。
2週間を超えて続けて服用しないでください。
<用法・用量に関連する注意>
1.定められた用法・用量を厳守してください。
2.本剤を服用の際は、アルコール飲料の摂取は控えてください。
3.錠剤の取り出し方
添付文書図のように錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出してお飲みください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)

アシノンZ錠の主な副作用

1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人又は他の医薬品を服用している人。
(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(3)高齢者(65才以上)。
(一般に高齢者は,生理機能が低下していることがあります。)
(4)次の症状のある人。
のどの痛み,咳及び高熱
(これらの症状のある人は,重篤な感染症の疑いがあり,血球数減少等の血液異常が認められることがあります。服用前にこのような症状があると,本剤の服用によって症状が増悪し,また本剤の副作用に気づくのが遅れることがあります。)
原因不明の体重減少,持続性の腹痛
(他の病気が原因であることがあります。)
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤,かゆみ,のど・まぶた・口唇等のはれ
精神神経系・・・頭痛,眠気,めまい,手足・口のしびれ,混乱感
まれに本剤や他の同じ作用の薬の服用により,下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称・・・症状
ショックアナフィラキシー)・・・服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群),中毒性表皮壊死融解症・・・高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり,急激に悪化する。
肝機能障害・・・発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
血液障害・・・のどの痛み,発熱,全身のだるさ,顔やまぶたの裏が白っぽくなる,出血しやすくなる(歯茎の出血,鼻血等),青あざができる(押しても色が消えない)等があらわれる。
3.誤って定められた用量を超えて服用してしまった場合は,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
4.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
便秘,下痢,口のかわき,はきけ

アシノンZ錠の添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。