ATP(アデノシン三リン酸)製剤
体内のエネルギー供給物質であるATP(アデノシン三リン酸)を主な成分とする製剤で、血管拡張作用により血流や組織代謝などを改善することで、心不全によるむくみなどの改善、眼精疲労や胃炎の改善、メニエール病などによるめまいやその随伴症状(耳鳴り、難聴など)などの改善が期待できる薬

ATP(アデノシン三リン酸)製剤を使う主な病気

  • メニエール病

    内耳にリンパ液がたまり、激しいめまいを繰り返す病気。難聴の症状が伴うこともある
    全身・その他
    脳・脊髄(中枢神経)
    一般内科
    耳鼻咽喉科
    神経内科
  • 良性発作性頭位めまい症(BPPV)

    頭の位置や傾きが変わることをきっかけに、ぐるぐるとした数十秒間のめまいが生じる病気
    全身・その他
    脳・脊髄(中枢神経)
    一般内科
    神経内科
  • 慢性胃炎

    胃粘膜が慢性的に炎症を起こしている状態。ヘリコバクター・ピロリ感染が主な原因である
    全身・その他
    お腹(胃腸・肝臓・子宮・その他)
    一般内科
    消化器内科
  • VDT症候群(眼精疲労)

    コンピューターディスプレイなどで長時間作業することにより、眼精疲労やドライアイ、抑うつなどが起こった状態
    手足
    骨・関節
    一般内科
    眼科
    精神科・心療内科