りすふらんじんたいそんしょう
リスフラン靭帯損傷
足の甲にあるリスフラン靭帯の損傷。ランニングや、つま先立ちで強く踏ん張った際などに受傷する
1人の医師がチェック 9回の改訂 最終更新: 2018.03.29

リスフラン靭帯損傷の基礎知識

POINT リスフラン靭帯損傷とは

リスフラン(Lisfranc)靭帯は足の甲にあるリスフラン関節を支える靭帯です。リスフラン関節は着地する際などに衝撃を和らげる働きをしています。リスフラン靭帯は、つま先立ちで踏ん張るような形で力がかかった時に損傷しやすく、マラソン、剣道、サッカー、スケート、テニスなど踏ん張りが必要な多くのスポーツが原因となります。ハイヒールを履く、重いものを持って踏み込む、などスポーツ以外でも受傷することがあります。リスフラン靭帯損傷の症状としては、体重をかけた際に足の甲が痛む、足の甲の腫れや圧痛があります。診断は診察とレントゲン検査で行いますが、必要に応じてCT検査なども施行されます。治療はギプスでの固定とリハビリが中心となります。骨折も合併している場合や、靭帯損傷の程度が強い場合には手術をすることもあります。スポーツでリスフラン靭帯損傷をしてしまった場合には、競技復帰までに数ヶ月必要になることが多いです。リスフラン靭帯損傷が心配な方や治療したい方は整形外科を受診してください。

リスフラン靭帯損傷について

  • リスフラン(Lisfranc)靭帯は足の甲にあるリスフラン関節を支える靭帯
    • リスフラン関節は中足骨(指の骨)、立方骨、楔上骨(甲の骨)を繋いでいる関節
    • リスフラン関節は、着地する際などに衝撃を和らげる働きをする
  • リスフラン靭帯損傷はつま先立ちで踏ん張るような形で力がかかった時に受傷しやすい
    • マラソン、剣道、サッカー、スケート、テニスなど多くの競技で発症することがある
    • スポーツをしていなくても、ハイヒールを履いたり、重いものを持つだけでも発症しうる
  • 体重をかけると足の甲が痛み、かかと歩きになってしまう
  • 足首の捻挫と間違えて自己診断してしまうケースも多く見られる
    • テーピングやギプスによる固定、場合によっては手術も必要になるため医療機関の受診が望ましい

リスフラン靭帯損傷の症状

  • 足の甲の痛み
    • 体重をかけた際や、押した時に痛くなる
    • 痛くてかかと歩きになってしまう
  • 足の甲の腫れ

リスフラン靭帯損傷の検査・診断

  • 問診
    • リスフラン関節に大きな力がかかるようなスポーツや、生活状況について確認する
  • 画像検査
    • レントゲンX線)検査でリスフラン関節を撮影する
    • 必要に応じてCT検査などを追加する

リスフラン靭帯損傷の治療法

  • 受傷後すぐであれば、まずは安静にして冷却する
  • 基本的にはギプスでの固定を行い、1ヶ月ほど固定したままリハビリを行う
    • スポーツへの復帰には数ヶ月かかることが多い
    • 骨折も合併している場合にはさらに長い治療期間が必要
  • 靭帯損傷が強い場合や、骨折もある場合には手術を行うことがある
  • 治療せずに放置すると、靭帯の修復がうまくいかず手術が必要になることもある
    • 足首の捻挫などと自己診断してしまいがちな怪我であり、早めに医療機関を受診することが望ましい

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