こうじょうせんろほうがん

甲状腺濾胞がん

甲状腺がんの一種で甲状腺乳頭がんの次に多いタイプ。悪性度は低いことが多い

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4人の医師がチェック 56回の改訂 最終更新: 2016.10.05

甲状腺濾胞がんの基礎知識

甲状腺濾胞がんについて

  • 甲状腺がんの中で甲状腺乳頭がんの次に2番めに多いタイプ
  • 悪性度悪性腫瘍(がん)の進行・転移・再発のしやすさを総合的に判断する指標は低いことが多い
    • 良性病気の中でも、相対的に経過が悪くないもの。多くの場合、腫瘍をつくる病気に対して、悪性腫瘍と対比させるために使われる用語腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるである甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌する濾胞腺腫との見分けが難しいことも多い

甲状腺濾胞がんの症状

  • 初期には症状が出ないことも多く、症状があったとしても甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌するのしこりのみであることも多い
  • 基本的に進行はゆっくりであり他に症状を出すことは少ない
    • 骨や肺に転移がん細胞がリンパ液や血流にのって、リンパ節や他の臓器にまで広がること。転移がある場合は進行がんに分類されることが多いする場合もある
    • また腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類される自体が広がると反回神経を障害し反回神経麻痺を起こすこともある
      ・嗄声:声がかすれてしまう
      ・誤嚥:飲み込みの力が低下してしまう

甲状腺濾胞がんの検査・診断

  • 血液検査
  • 頚部超音波検査空気の細かな振動である超音波を使って、首の前方にある甲状腺の形状や状態を調べる検査
  • 顕微鏡検査
    • 針を刺して腫瘍細胞が増殖してできるこぶのようなもの。あまり悪さをしない良性腫瘍と、体に強い害を与えることの多い悪性腫瘍に分類されるの一部の細胞を採取して観察する細胞診病気を詳しく調べるために、病変のかけらである細胞を採取して、顕微鏡で調べる検査。腫瘍が、がんかどうかを調べる時などに行われる。より詳しく調べるのが組織診では、甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌する濾胞腺腫との見分けるのは難しいことが多い
    • 手術をして切り取った腫瘍をしっかり調べることで、がん無制限に増殖して周囲へ広がる、異常な細胞(がん細胞)による病気。塊となって腫瘍を作る固形がんと、白血病のように血液中にがん細胞が存在する血液がんがあるかどうかを判定できるようになる

甲状腺濾胞がんの治療法

  • 手術による治療が原則
    • 甲状腺のどぼとけのすぐ下にある、人体で最大の内分泌腺(ホルモンを出す臓器)。甲状腺ホルモンを分泌するの一部を切り取る場合と、全てを摘出する場合がある
    • 甲状腺を切除する量が多いと術後に甲状腺ホルモン全身の代謝を活発にしたり、神経を興奮させたりする働きをもつホルモンビタミンD脂溶性ビタミンの一種で、カルシウムやリンの量を体内で適切に調整する働きを持つ。外部から摂取する他に、紫外線を浴びることで体内でも合成されるの使用が必要になることがある
  • 遠隔転移がんが離れた他の臓器へ転移すること。転移の中でも、リンパ節転移と対比的に使われる用語がある場合では、手術に加えてアイソトープ元素のうち、一般的なものよりわずかに重い、もしくは軽いもの。放射線を発する性質を用いて、医学検査や治療に用いられる治療を行う場合がある
  • 悪性度悪性腫瘍(がん)の進行・転移・再発のしやすさを総合的に判断する指標は高くないことが多く、10年生存率はおよそ90%程度と言われる

甲状腺濾胞がんに含まれる病気


甲状腺濾胞がんのタグ


甲状腺濾胞がんに関わるからだの部位