きゅうせいかのうせいこうじょうせんえん
急性化膿性甲状腺炎
細菌の感染によって甲状腺やその周囲に炎症が起きる病気
4人の医師がチェック 34回の改訂 最終更新: 2017.12.06

急性化膿性甲状腺炎の基礎知識

POINT 急性化膿性甲状腺炎とは

急性化膿性甲状腺炎は甲状腺で細菌感染が起こった状態です。下咽頭梨状窩瘻という本来は存在しない細いトンネルが存在しており、そこを介して細菌が甲状腺に入ってくることが多いです。主な症状は甲状腺の腫れと痛み・発熱・のどの痛みなどです。 血液検査・頸部超音波検査・咽頭造影検査など行って診断します。治療には抗菌薬を用います。また、下咽頭梨状窩瘻がある場合はこれを手術で摘出し再発を起こさないようにします。急性化膿性甲状腺炎が心配な人や治療したい人は、耳鼻咽喉科や感染症内科を受診して下さい。

急性化膿性甲状腺炎について

  • 細菌の感染によって甲状腺やその周囲に炎症が起きる病気
    • 下咽頭梨状窩という、のどの内側と甲状腺を繋ぐ細いトンネルが原因で、甲状腺にのどから細菌が進入すると考えられている
    • 進行すると甲状腺膿瘍となる
    • 12歳以下の子どもに多い

急性化膿性甲状腺炎の症状

  • 主な症状
    • 甲状腺の腫れ、痛み
    • 発熱
    • 喉の痛み、飲み込みにくさ
    • 炎症が強くなると甲状腺周囲の皮膚も赤くなる
  • 症状は左側に起こることが多い

急性化膿性甲状腺炎の検査・診断

  • 血液検査:炎症の程度や甲状腺ホルモンの値を確認する
  • 頚部超音波検査甲状腺の形の変化や血流の変化を調べる
  • 咽頭造影:下咽頭梨状窩という細いトンネルの有無を調べる

急性化膿性甲状腺炎の治療法

  • 抗菌薬を使用する
  • が溜まっている場合は、膿を抜いてしまう処置を行う
  • 症状が落ち着いたら、再発させないために下咽頭梨状窩を摘出する
    • 一部の施設では内視鏡的を用いた手術も行っている

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