かくまくいぶつ
角膜異物
角膜にゴミなどの異物が付いたり刺さった状態
3人の医師がチェック 89回の改訂 最終更新: 2018.10.23

角膜異物の基礎知識

POINT 角膜異物とは

角膜は目の黒目の部分の一番表面側にあるものです。角膜にゴミや異物がついたりささったりした状態を角膜異物といいます。角膜に異物があると、目の痛みや涙の流出、目がコロコロするなどの症状が現れます。顕微鏡で目を詳しく調べることで診断され、異物の除去を行うと治療ができます。傷口から細菌が入り込んで、感染を起こすことがあるので、傷が治るまでは眼科の受診を継続し、感染が起こった場合は抗菌薬による治療を開始します。目の異物感や痛みは角膜異物による症状かもしれません。思い当たる症状がある人は眼科を受診してください。

角膜異物について

  • 角膜にゴミなどの異物が付いたり刺さった状態
  • 飛んできたゴミや鉄粉などが原因で起こる

角膜異物の症状

  • 異物感
  • 眼の痛み
  • 涙が出る

角膜異物の検査・診断

  • 角膜を観察する

角膜異物の治療法

  • 基本的に細隙灯顕微鏡を用いて異物の除去を行う
  • 除去後の感染予防として、抗菌薬の使用(点眼・眼軟膏・内服など)や眼帯の使用
    • 感染による角膜潰瘍の危険性があるので感染には十分注意が必要
    • 完治するまで眼科医の治療が必要
  • 抗炎炎症を抑える目的の目薬を使用することもある
    • ステロイド点眼
    • 非ステロイド性抗炎症薬の点眼

角膜異物の経過と病院探しのポイント

角膜異物でお困りの方

角膜異物では、ご自身で「何かが眼に入った」と自覚がある状態のことが多いです。その異物が眼の浅い部分にあれば角膜異物と呼び、眼の奥まで入り込んでしまっている場合には眼内異物と呼びます。

眼に物が入って痛みが強い場合には、すぐに眼科を受診してください。夜間や土日で眼科が空いていなければ救急科を受診することをお勧めします。救急科では必ずしも十分な処置が可能とは言えませんが、応急処置として痛み止めや炎症を抑える薬での対応が可能です。その上で翌朝に眼科の受診をするという流れになるかもしれません。異物を取り除く処置を行うには、眼科医かもしくは眼の診察に熟練した救急医がいる必要があります。眼科の診察器具が揃っていることが望ましいです。

逆に言えば、このような異物は眼科のクリニックであれば基本的にどこでも対応は可能な病状です。平日の日中であれば大病院を受診して長時間診察を待つよりも、地域のクリニックで構いませんので早めの対応を受けられるのが良いでしょう。

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