おうしょくぶどうきゅうきんしょくちゅうどく
黄色ブドウ球菌食中毒
黄色ブドウ球菌という細菌が出す毒素によって発症する食中毒
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最終更新: 2022.06.29
Beta 黄色ブドウ球菌食中毒についての医師コメント
いわゆる毒素型の食中毒で、細菌が産生する毒素が原因です。なので殺菌すれば大丈夫というものではありません。毒素は熱しても壊れません(5℃以下の冷蔵は効果があるようです)。予防のための工夫として、手に怪我をした人が料理をする場合は、手袋をするなどして素手で料理をすることを避けるとよいでしょう。化膿した傷からの汚染というのが原因として多いです。不幸にも食中毒になってしまっても、治す方法はありません。激しい嘔気嘔吐が治まるのを待ちましょう。重症になることは少ないです。激しい嘔吐が続く場合は水分を点滴します。
匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.04.22
2015.04.22