しゅうきせいししまひ
周期性四肢麻痺
発作的に、腕や脚に力が入らない状態が起こる病気。発作は数時間〜数日で、後遺症などは起こらない
8人の医師がチェック 89回の改訂 最終更新: 2017.12.06

Beta 周期性四肢麻痺についての医師コメント

だんだん脚に力が入らなくなってきて立てなくなった、という症状で来院されます。「脳卒中になってしまった」といって来られる方が多いですが、脳卒中では基本的には片側に症状が出ます。両脚が動かなくなってきたという場合には別の病気を考えることが多いです。両脚が動かなくなる病気はこの病気以外にもいくつかありますが(代表的なものは脊髄梗塞でしょうか)、この病気であれば麻痺は残らず回復することが多いです。名前から麻痺が残ると思われる方もいらっしゃるかもしれませんが心配しないで大丈夫だと思います。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.04.27

厳密には周期性四肢麻痺ではありませんが、低カリウムからくる脱力の症例を一つ。70代女性。1週間ほど前から両脚に力が入りにくくなり、今日から立てなくなった。脳卒中になったのではないかと心配になり救急車を呼んだ。両腕の軽度脱力、下肢の脱力を認めた。漢書発症であり両脚の麻痺であることから脳卒中は疑わしくなかったが念のため施行した頭部CTでは問題なし。血液検査では低カリウム血症をみとめ、低カリウムによる脱力と考えた。低カリウムの原因として、毎日飲んでいた漢方薬が原因と考え入院後に中止したところ改善した。一部の漢方薬(甘草を含むもの)の副作用として低カリウム血症があることは有名です。漢方薬=副作用がない、は大間違いなので注意してください。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.04.27