きゅうせいいんとうえん
急性咽頭炎
のどに炎症が起きた状態。いわゆる「のどかぜ」の多くは、急性咽頭炎に含まれる
14人の医師がチェック 112回の改訂 最終更新: 2017.12.06

急性咽頭炎の治療薬情報

使用が推奨される治療薬の例

溶連菌感染、非定型肺炎以外の場合、ほとんどの場合で抗菌薬を必要としない

溶連菌感染を疑う場合

抗菌薬の使用の要否を判断するには以下の方法がある

【センタークライテリア:Centor criteria】

  • 38℃以上の発熱
  • 咳がないこと
  • 扁桃腺の部分が白くなっている(滲出性扁桃炎、白苔の付着)
  • 圧痛を伴う前頚部(首の筋肉の前方)のリンパ節の腫れ

    • 0-1点:溶連菌感染症の可能性は低いので検査も抗菌薬治療も行わない
    • 2-3点:溶連菌迅速抗原検査を行う
    • 4点:検査を行うか抗菌薬を投与する

    セファレキシン

    セファレキシン(内服)

    投薬期間の目安

    10日間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 500mg/4回
    50≧CCR≧10 500mg/2回
    10>CCR 500mg/1回

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    クリンダマイシン

    クリンダマイシン(点滴or内服)

    投薬期間の目安

    10日間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 300-600mg/3回
    50≧CCR≧10 300-600mg/3回
    10>CCR 300-600mg/3回

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非定型肺炎を疑う場合

【非定型肺炎(クラミドフィラ肺炎、マイコプラズマ肺炎など)の鑑別:日本呼吸器学会】

  • 60 歳未満
  • 基礎疾患がないか軽微
  • 頑固な咳
  • 聴診所見に乏しい
  • 痰がないか迅速診断で菌が見当たらない
  • WBC< 10,000

4/6項目以上合致で非定型肺炎を疑う。また、血液検査ができない場合は1-5までの3/5項目で非定型肺炎を疑う。

    レボフロキサシン

    レボフロキサシン(点滴or内服)

    投薬期間の目安

    14日間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 500mg/1回
    50≧CCR≧10 500mg*/1回
    10>CCR 500mg*/2日に1回

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