せんいせいこついけいせいしょう
線維性骨異形成症
骨の中身が線維化し、もろくなってしまう病気。
6人の医師がチェック 66回の改訂 最終更新: 2017.12.06

線維性骨異形成症の基礎知識

線維性骨異形成症について

  • 骨の中身が線維化し、もろくなってしまう病気
    • 本来は骨の中身は「海綿骨」というスポンジ状のものが詰まっている
    • 海綿骨が線維化という異常な変化を起こし、さらに骨の表面も薄くなるため、骨全体がもろくなる
    • 骨の発育障害の一つと言われている
  • 太ももの骨とすねに多い
  • 遺伝が関係していると言われている
  • 頻度
    • 10~20歳の青年期に多い

線維性骨異形成症の症状

  • 痛み
  • 歩けなくなる
  • 骨の変形
  • 骨折
    • 骨がもろくなるため、骨折しやすくなる
    • 回復もしづらい

線維性骨異形成症の検査・診断

  • 画像検査:骨の中が線維化していないかなどを調べる
    • レントゲン
    • CT
    • 骨シンチグラフィ
  • 画像では、主要部分がすりガラス様陰影という半透明様の状態になる

線維性骨異形成症の治療法

  • 主な治療
    • 薬物療法
      ・骨形成促進薬:骨の成長を促す薬
      ・カルシトニン製剤:骨がもろくなるのを防ぐホルモン
    • 手術
      骨切り術:骨の一部を切り取り、変形した骨を元に戻す
      ・プレート固定術:プレートを入れ、骨の変形を防ぐ
      骨移植:病気になった骨の中身を取り除き、正常なものを移植する
  • 病的骨折と変形の予防が大事
  • 線維性骨異形成は1つの骨だけではなく、複数の骨に出ることが多いため、治療は長期化する

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