2016.03.25 | ニュース

長時間座っていると糖尿病やメタボになりやすい

2,497人の行動データから
from Diabetologia
長時間座っていると糖尿病やメタボになりやすいの写真
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デスクワークが多い人などはどうしても運動不足になりがちです。オランダの研究チームが、座っている時間と糖尿病やメタボリックシンドロームなどになるリスクとの関係性について報告しました。

◆2,497人の座っている時間を測定

研究チームは2,497人(平均年齢60歳)を調査対象としました。対象者に8日間24時間加速度計を装着してもらい、30分以上座った回数や座った平均時間を計測しました。

座っている時間などの情報と、糖尿病メタボリックシンドロームの検査結果とを分析することでその関係性を調べました。

 

◆座っている時間が長いと糖尿病とメタボが多い

分析の結果、以下のことが分かりました。

座っている時間が1時間増えることに対するオッズ比は、2型糖尿病に対しては1.22(95%信頼区間:1.13-1.32)、メタボリックシンドロームに対しては1.39(95%信頼区間:1.27-1.53)だった。

つまり、座っている時間の合計が長い人では、2型糖尿病メタボリックシンドロームが多いということが示されました。

 

この研究では、対象者の平均年齢が60歳と比較的高かったことも結果に影響していたかもしれません。日頃から座ることが多い人は、食生活を見直したり、適度な運動をするなど心掛けると良いかもしれません。

執筆者

鈴木あいか

参考文献

Associations of total amount and patterns of sedentary behaviour with type 2 diabetes and the metabolic syndrome: The Maastricht Study.

Diabetologia. 2016 Apr.

[PMID: 26831300]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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