2016.02.02 | コラム

インフルエンザの初期症状とは?風邪との違い、子どもと大人の違いについて解説

インフルエンザはどう治療したら良いのか
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この記事のポイント

1. インフルエンザの初期症状は熱だけ?関節痛が現れる理由は?
2. インフルエンザの初期症状、子どもと大人の違いは?
3. インフルエンザと風邪の初期症状は何が違うの?
4. インフルエンザと風邪の治療薬の違いは?

インフルエンザが流行し始める冬。「もしかしてインフルエンザかも!?」と思う一方で、「ただの風邪!?」と迷うこともあると思います。今回は、インフルエンザの初期症状と風邪との違い、子どもと大人の違い、治療薬の概要について解説します。

◆インフルエンザの初期症状は熱だけ?関節痛が現れる理由は?

インフルエンザの症状と言えば、まず発熱を思い浮かべるかもしれません。たしかに、インフルエンザの特徴として、高熱(おおよそ38度以上)を出すことが知られています。しかし、インフルエンザではその他にもよく知られている症状があります。

それは、咳、関節痛、筋肉痛、頭痛です。この中でも、なぜ関節痛や筋肉痛が起きるかご存知でしょうか。それには、インフルエンザウイルスと戦う物質が体内で出ることと関係しています。この物質は、発熱とも関係していて、ウイルスを退治する白血球の活性化に役立つというわけです。

 

◆インフルエンザの初期症状、子どもと大人の違いは?

インフルエンザの症状では、子どもと大人で多少の違いが見られます。全体的には、子どもの方が大人よりも高熱になりやすいと言われています。また、子どもでは嘔吐や下痢などの症状も見られることがありますが、大人ではあまり見られません。

 

◆インフルエンザと風邪の初期症状は何が違うの?

それではより詳しく、インフルエンザ風邪の症状の違いを見ていきましょう。上述したように、インフルエンザの特徴として、高熱がありますが、特に風邪との違いは「急な発熱」です。一般的な傾向として、発症から高熱のピークに至るまでの時間が非常に短い(半日程度)ということが言われてます(例外もあります)。

また、咳や鼻水といった症状は見られますが、風邪ではこれらの症状が先に見られる場合がある一方で、インフルエンザの場合は、これらの症状が見られずに熱が突然でることもあります。それでは、このような症状が見られた場合、どのように対応すれば良いのでしょうか。次に、インフルエンザ風邪で治療方法、特に治療薬について解説します。

 

◆インフルエンザと風邪の治療薬の違いは?

ここでは、インフルエンザ風邪のそれぞれで使われる薬の概要を解説します。インフルエンザの治療薬(抗インフルエンザ薬)として、よく耳にする薬は以下の4つかもしれません。

  • オセルタミビル(商品名:タミフル)

  • ザナミビル(商品名:リレンザ)

  • ラニナビル(商品名:イナビル)

  • ペラミビル(商品名:ラピアクタ)

これらの薬は、それぞれ患者さんの年齢や病状によって使い分けられます。薬によって効果にはあまり差がないことが報告されています(詳細は薬のページをご覧ください)。また、これらの薬は決して特効薬ではなく、症状を半日程度早く回復させる程度ですので、解熱鎮痛薬をうまく使用することで多くの場合問題ありません。

一方、風邪では抗インフルエンザ薬が使われることはなく、解熱剤を中心に処方されることが多いと思います。

インフルエンザは子どもや高齢者では重症化することがある感染症です。その症状や風邪との違いを把握することで、より早く対応することができます。健康な方においてインフルエンザは家で寝ているうちに治る病気でもありますが、どうしても身体がしんどい場合や子ども・高齢者がインフルエンザに疑わしい症状が出た場合には医療機関を受診して下さい。

執筆者

MEDLEY編集部

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。