2016.01.11 | ニュース

多発性硬化症の介護では、性別によって必要なサポートが違う

106人の調査から
from Work (Reading, Mass.)
多発性硬化症の介護では、性別によって必要なサポートが違うの写真
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多発性硬化症で、脳や神経に起こる変化から介護が必要になったとき、介護をする人には特別な負担がかかります。介護者が患者の夫の場合、また妻の場合で、介護に対する心理的な差はあるのでしょうか。

◆介護者に必要なサポートは?

この研究では、106人の介護者が対象となりました。対象者を男女別に見て、生活の質、ストレス、どんなサポートが必要とされているかが聞き取り調査されました。

 

◆女性は多くのストレスを感じている

調査の結果、妻の介護をしている男性よりも夫の介護をしている女性は、より多くのストレスがあり、より感情的サポートを必要とし、社会的サポートはより多く受けられていると感じていました。

 

多発性硬化症に苦しむ配偶者を介護するとき、ストレスが性別によって異なるということは、それぞれにとって最適なサポートを模索しなければならないかもしれません。

執筆者

後藤由佳利

参考文献

Gender differences in caregiver strain, needs for support, social support, and quality of life among spousal caregivers of persons with multiple sclerosis.

Work. 2015 Nov 24.

[PMID: 26599674]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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