膝の前十字靭帯を損傷した人の筋力はどれぐらいのペースで回復するか?
前十字靭帯損傷は、スポーツで起こりうる病気のひとつです。早期からリハビリテーションが行われることが多いですが、今回の研究では、早期からリハビリテーションを行った人では、筋力の回復にどのような傾向があるか検証しました。
◆リハビリテーションをした人は筋力がどうなった?
今回の研究では、前十字靭帯損傷後に手術を行い、リハビリテーションを受けている24人を対象に手術後4、8、12週間後で、太ももの筋力の回復がどのように変化しているか検証しました。
◆12週まで筋力は増加していく
以下の結果が得られました。
大腿四頭筋とハムストリングスの筋力は、受傷側の下肢(大腿四頭筋 F2,46 = 58.3, P < .001; ハムストリングス F2,46 = 35.7, P < .001)と非受傷側の下肢(大腿四頭筋 F2,46 = 17.9, P < .001; ハムストリングス F2,46 =56.9, P = .001)の両方で、時間とともに
有意 に増加した。
手術後に早期からリハビリテーションを行った人では、手術後12週まで太ももの筋力が増加していくという結果でした。
膝の
執筆者
Quadriceps and Hamstring Strength Recovery During Early Neuromuscular Rehabilitation After ACL Hamstring-Tendon Autograft Reconstruction.
J Sport Rehabil. 2015 Nov
[PMID: 26633588]※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。