2015.08.30 | ニュース

2型糖尿病の血糖値コントロールに運動は有効か?

システマティックレビューにより検証
from The Cochrane database of systematic reviews
2型糖尿病の血糖値コントロールに運動は有効か? の写真
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糖尿病の治療として、血糖値をコントロールするための運動療法の効果について、『科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013』に記載されています。今回は、その根拠のひとつとなる2006年の論文を紹介します。

◆有酸素運動、フィットネス、筋トレの効果を検証

今回の研究は、2型糖尿病に対する運動の効果を検証するために、過去の14の研究をまとめました。 過去の研究は、有酸素運動、フィットネス、筋力トレーニングの効果を調べたものを選択しました。

 

◆運動は、血糖コントロールに有効

以下のことを報告しました。

対照群と比較して、運動介入によって、糖化ヘモグロビン値が0.6%減少することで示されたように(HbA1cの変化量-0.6%、95%信頼区間-0.9から-0.3、p<0.05)、血糖コントロールが有意に改善した。

運動をすると、過去1,2ヶ月の血糖値の状況を反映するHbA1c値が改善するという結果でした。

 

糖尿病に対して運動を行うと良い、という一般的に言われてきたことには、このような論文が背景にあります。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Exercise for type 2 diabetes mellitus.

Cochrane Database Syst Rev. 2006 Jul 19

[PMID: 16855995]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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