カモミールティーを飲む習慣が甲状腺がんのリスクを下げる?
健康によい食事といえば、野菜や穀物、魚介類をふんだんに使った地中海料理を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。世界的な長寿国であるギリシアは、その伝統的な食事やライフスタイルが長年にわたって調査の対象となってきました。今回、アテネ大学の研究グループが行った調査では、ハーブティーを飲む習慣のある人々は甲状腺がんの発症率が低かったという結果が出ました。
甲状腺がん患者を含む計538名を対象としたケースコントロール試験
ここ近年、様々な病気に対する緑茶や紅茶の効果が研究対象として取り組まれてきました。しかし、お茶が甲状腺がんのような特定疾患に効果があるかどうかといった研究はほとんどありません。
今回の調査では、ギリシア人の甲状腺がん
調査は、首都アテネに住むギリシア人の甲状腺がん患者113人、
カモミールティーの継続的な摂取は甲状腺疾患に効果あり
調査の結果、カモミールティーの摂取と良性/悪性の甲状腺疾患との間には逆
同じような効果はセージやマウンテン・ティーを飲んでいた人々にも見られましたが、カモミールティーほど顕著な効果は見られなかったと報告しています。
こうした食品と病気の相関関係に関する報告は多く、今後の研究によってさらに予防のメカニズムなどが明らかになる可能性があります。もしカモミールティーで甲状腺がんを予防できるメカニズムが解明されたら面白いですね。
執筆者
The effect of Greek herbal tea consumption on thyroid cancer: a case-control study.
The European Journal of Public Health. 2015 April 4
※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。