処方薬
シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」
後発

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の基本情報

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の概要

商品名 シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」
一般名 シプロフロキサシン注射液
薬価・規格 1168.0円 (200mg100mL1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 日医工
ブランド シプロフロキサシン錠100mg「日医工」 他
YJコード 6241400A4080
レセプト電算コード 620009554
添付文書PDFファイル

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ニューキノロン系の抗菌剤です。細菌のDNAが増えるのをおさえて菌を殺す働きがあります。

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の用途

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

浮腫、下痢、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、紅斑、発疹、炎症、筋無力症、無力症

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、蕁麻疹、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、CPK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急激な腎機能悪化、間質性肺炎、発熱、咳嗽、胸部X線異常、好酸球増多、重篤な低血糖、痙攣、骨髄抑制、汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、多形紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、急性腎不全、間質性腎炎、アキレス腱炎、腱断裂、腱障害、腱疼痛、腱炎症、錯乱、抑うつ、精神症状、重症筋無力症悪化、血管炎、QT延長、心室頻拍、Torsades de Pointes

上記以外の副作用

過敏症、そう痒、発赤、結節性紅斑、末梢浮腫、血管浮腫、顔面浮腫、咽頭浮腫、光線過敏症、固定薬疹、血清病様反応、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、結晶尿、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、頻脈、失神、ほてり、低血圧、片頭痛、頭痛、貧血、赤血球減少、白血球減少、ヘモグロビン減少、ヘマトクリット減少、血小板増加、白血球増加、点状出血、プロトロンビン量増加、溶血性貧血、嘔気、食欲不振、胃不快感、腹部膨満感、嘔吐、口内炎、消化不良、膵炎、眼内異物感、味覚異常、無嗅覚、嗅覚錯誤、一過性難聴、耳鳴、視覚異常、振戦、眩暈、眠気、不眠症、不安、発汗、悪夢、幻覚、精神病、失調、末梢性ニューロパシー、しびれ感、筋緊張亢進、頭蓋内圧亢進、激越、意識障害、注射部位反応、血管痛、静脈炎、倦怠感、高血糖、関節痛、モニリア症、胸痛、背部痛、関節障害

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の用法・用量

  • シプロフロキサシンとして、1回400mgを1日2回、1時間かけて点滴静注する
  • 患者の状態に応じて1日3回に増量できる
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • チザニジン塩酸塩投与中
    • ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く>投与中
    • 小児の炭疽
    • 妊婦又は妊娠している可能性のある炭疽
    • QT延長
    • アレルギー
    • 気管支喘息
    • 痙攣性疾患
    • 血液透析
    • 血液透析中
    • 高度腎障害
    • 重症筋無力症
    • 腎機能障害
    • 腎不全
    • 蕁麻疹
    • てんかん
    • ネフローゼ症候群
    • 発疹
    • ナトリウムの摂取が問題
    • うっ血性心不全
    • 著しい水分摂取制限
    • 水分負荷がかけられない
    • 肝障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

シプロフロキサシン点滴静注液200mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
CYP1A2の基質となる薬剤 代謝を阻害し血中濃度を上昇
ケトプロフェン<皮膚外用剤を除く> 痙攣
フェニル酢酸系非ステロイド性消炎鎮痛剤 痙攣
ジクロフェナク 痙攣
アンフェナク 痙攣
プロピオン酸系NSAIDs<皮膚外用剤以外のケトプロフェンとは併用禁忌> 痙攣
ロキソプロフェン 痙攣
プラノプロフェン 痙攣
ザルトプロフェン 痙攣
チザニジン塩酸塩 Cmaxが7倍・AUCが10倍それぞれ上昇し血圧低下・傾眠・眩暈、作用を増強
テオフィリン 作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇
アミノフィリン製剤 作用を増強、Cmaxが17%・AUCが22%それぞれ上昇
カフェイン 血中濃度が上昇
デュロキセチン塩酸塩 血中濃度が上昇
シクロスポリン 相互に副作用<腎障害等>が増強
ワルファリン 作用を増強し出血・プロトロンビン時間の延長
スルホニルウレア系薬剤 作用を増強し低血糖
グリメピリド 作用を増強し低血糖
グリベンクラミド 作用を増強し低血糖
ロピニロール塩酸塩 Cmaxが60%・AUCが84%それぞれ上昇
メトトレキサート製剤 血中濃度が上昇し作用が増強
1a群不整脈用剤 QT延長
キニジン QT延長
プロカインアミド QT延長
3群不整脈用剤 QT延長
アミオダロン QT延長
ソタロール QT延長
クロザピン 経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
オランザピン 経口剤においてクロザピン及び代謝物の血中濃度が29%と31%それぞれ上昇
シルデナフィル Cmax及びAUCがそれぞれ約2倍上昇
フェニトイン 血中濃度が低下
プロベネシド 本剤のt1/2の延長とAUCの増加

飲食物との組み合わせ注意

  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>

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