処方薬
シタラビン点滴静注液400mg「テバ」
後発

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の基本情報

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の概要

商品名 シタラビン点滴静注液400mg「テバ」
一般名 シタラビン注射液
薬価・規格 1803.0円 (400mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 日医工岐阜工場
ブランド シタラビン点滴静注液1g「テバ」 他
YJコード 4224401A8021
レセプト電算コード 622282901
添付文書PDFファイル

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の主な効果と作用

  • 悪性リンパ腫白血病を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。
  • 投与したT細胞の治療効果を高める働きがあります。
  • T細胞による治療の前に用いるお薬です。

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の用途

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

感染、敗血症、出血、浮腫、倦怠、AST上昇、GOT上昇、ALT上昇、GPT上昇、ビリルビン上昇、脱毛

起こる可能性のある重大な副作用

骨髄機能抑制、血液障害、汎血球減少、白血球減少、血小板減少、貧血、網赤血球減少、巨赤芽球様細胞、重篤な感染症、重篤な敗血症、重篤な出血、ショック、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹、アナフィラキシー、シタラビン症候群、発熱、筋肉痛、骨痛、斑状丘疹性皮疹、胸痛、結膜炎、倦怠感、急性呼吸促迫症候群、間質性肺炎、急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、両側性びまん性肺浸潤影、間質性陰影、胸部X線異常、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいビリルビン上昇、不整脈、心不全、完全房室ブロック、徐脈、心筋障害、消化管障害、消化管潰瘍、消化管出血、好中球減少性腸炎、中枢神経系障害、言語障害、運動失調、傾眠、昏睡、白質脳症、肝膿瘍、急性膵炎、肺浮腫、有痛性紅斑

上記以外の副作用

脱毛症、発疹、頭痛、活動低下、眩暈、知覚不全、末梢神経障害、食欲不振、嘔気、嘔吐、下痢、口内炎、腹痛、血便、イレウス、しゃっくり、舌痛、肛門周囲炎、肝機能異常、LDH上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、代謝異常、電解質異常、血中尿酸上昇、血中尿酸低下、頻脈、低血圧、ECG異常、高血圧、心膜炎、フィブリノゲン増加、凝固時間延長、凝固時間短縮、FDP増加、播種性血管内凝固症候群、血痰、BUN上昇、BUN低下、クレアチニン上昇、尿蛋白陽性、尿糖陽性、尿潜血、尿円柱、尿中結晶、腎機能異常、CRP上昇、低蛋白血症、体重増加、体重減少、CK上昇、CPK上昇、CK低下、CPK低下、末梢性浮腫、顔面浮腫、頚部浮腫、ウロビリノーゲン陽性、薬物性発熱、筋痛、胸膜炎、腹水、IgG減少、出血性膀胱炎、血栓性静脈炎

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の用法・用量

  • 1.シタラビン大量療法:1).急性骨髄性白血病:シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、12時間毎に3時間かけて点滴で最大6日間連日静脈内投与する
  • 小児に投与する場合には、シタラビンとして1回3g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間連日静脈内投与する
  • 2).急性リンパ性白血病:他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、12時間毎に3時間かけて点滴で最大6日間連日静脈内投与する
  • 小児に投与する場合には、他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間連日静脈内投与する
  • 3).悪性リンパ腫:他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して300~500mLとし、1日1~2回3時間かけて点滴で1~2日間(最大2回)連日静脈内投与する
  • 小児に投与する場合には、他の抗腫瘍剤と併用し、シタラビンとして1回2g/㎡を12時間毎に3時間かけて点滴で3日間連日静脈内投与する
    • なお、患者の年齢、末梢血及び骨髄の状態等により適宜減量する
  • 2.腫瘍特異的T細胞輸注療法の前処置:再生医療等製品の用法及び用量又は使用方法に基づき使用する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

シタラビン点滴静注液400mg「テバ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗悪性腫瘍剤 骨髄機能抑制等の副作用が増強
フルダラビン 骨髄機能抑制等の副作用が増強
フルシトシン 骨髄機能抑制の副作用が増強、効果を減弱

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