処方薬
オテズラ錠10mg
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オテズラ錠10mgの基本情報

オテズラ錠10mgの概要

商品名 オテズラ錠10mg
一般名 アプレミラスト錠
薬価・規格 329.9円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 アムジェン
ブランド オテズラ錠10mg 他
YJコード 3999042F1025
識別コード APR
添付文書PDFファイル

オテズラ錠10mgの主な効果と作用

  • かさぶた、赤み、発疹などの乾癬の症状を改善するお薬です。
  • 免疫に関与する酵素の働きをおさえ、炎症の原因となる物質の量を減らす働きがあります。
  • ベーチェット病による口の中の潰瘍を治療するお薬です。

オテズラ錠10mgの用途

オテズラ錠10mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、悪心、頭痛、過敏症、上気道感染、ウイルス性上気道感染、気管支炎、副鼻腔炎、尿路感染、咽頭炎、上咽頭炎

起こる可能性のある重大な副作用

重篤な感染症、重度下痢、重篤な過敏症、アナフィラキシー

上記以外の副作用

嘔吐、消化不良、腹痛、上腹部痛、排便回数増加、腹部不快感、胃食道逆流性疾患、軟便、腹部膨満、緊張性頭痛、片頭痛、浮動性めまい、不眠症、うつ病、食欲減退、体重減少、疲労、乾癬、咳嗽、高血圧、そう痒症、発疹、背部痛

オテズラ錠10mgの用法・用量

  • 通常、成人にはアプレミラストとして次のとおり経口投与し、6日目以降はアプレミラストとして1回30mgを1日2回、朝夕に経口投与する
  • 1). 1日目:朝10mg
  • 2). 2日目:朝10mg、夕10mg
  • 3). 3日目:朝10mg、夕20mg
  • 4). 4日目:朝20mg、夕20mg
  • 5). 5日目:朝20mg、夕30mg
  • 6). 6日目以降:朝30mg、夕30mg
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉投与開始時に漸増投与を行わなかった場合、悪心、下痢、嘔吐等の発現率が高いことが示されているため、「用法・用量」を遵守すること〔11.2参照〕
  • 7.2. 〈効能共通〉重度腎機能障害患者(Cockcroft-Gault式によるクレアチニンクリアランス値が30mL/min未満)では、本剤の血漿中濃度が上昇する可能性があることから、本剤30mgを1日1回投与するなど、減量も考慮し、慎重に投与すること(なお、本剤30mgを1日1回投与とする場合、投与開始時は朝の用量のみ投与すること)〔9.2.1、16.6.1参照〕
  • 7.3. 〈局所療法で効果不十分な尋常性乾癬、乾癬性関節炎〉本剤による治療反応は、通常投与開始から24週以内に得られるため、24週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オテズラ錠10mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オテズラ錠10mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
肝薬物代謝酵素<CYP3A4>を誘導する薬剤 本剤の効果の減弱
リファンピシン類 本剤の効果の減弱
フェノバルビタール 本剤の効果の減弱
カルバマゼピン 本剤の効果の減弱
フェニトイン 本剤の効果の減弱

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オテズラ錠10mgに関係する解説

PDE4阻害薬

  • オテズラ錠10mgは、PDE4阻害薬に分類される。
  • PDE4阻害薬とは、ホスホジエステラーゼ4(PDE4)という酵素の働きを阻害し、乾癬を引き起こす要因のひとつとされる炎症性サイトカインの過剰な産生を抑え、炎症反応を抑制することで乾癬による皮膚症状や関節炎、ベーチェット病による口腔潰瘍などを改善する薬。

PDE4阻害薬の代表的な商品名

  • オテズラ
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