処方薬
5mcgチロナミン錠
5mcgチロナミン錠の基本情報
5mcgチロナミン錠の概要
商品名 | 5mcgチロナミン錠 |
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一般名 | リオチロニンナトリウム錠 |
薬価・規格 | 9.8円 (5μg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | 武田薬品 |
ブランド | 5mcgチロナミン錠 他 |
YJコード | 2431003F1035 |
レセプト電算コード | 612430010 |
識別コード | @2285 |
5mcgチロナミン錠の主な効果と作用
甲状腺ホルモン を補い、体の基礎代謝 を高める働きがあります。- 甲状腺ホルモンの不足による
症状 を改善するお薬です。
5mcgチロナミン錠の用途
5mcgチロナミン錠の副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、過敏症、発疹、心悸亢進、脈拍増加、不整脈、振戦、不眠、頭痛
起こる可能性のある重大な副作用
ショック、狭心症、うっ血性心不全、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、著しいγ-GTP上昇、発熱、倦怠感、副腎クリーゼ、全身倦怠感、血圧低下、尿量低下、呼吸困難
上記以外の副作用
めまい、発汗、神経過敏、興奮、不安感、躁うつ、精神症状、食欲不振、嘔吐、下痢、筋肉痛、月経障害、体重減少、脱力感、皮膚潮紅
5mcgチロナミン錠の用法・用量
- リオチロニンナトリウムとして、通常成人初回量は1日5~25μgとし、1~2週間間隔で少しずつ増量する
- 維持量は1日25~75μgとする
- なお、年齢、症状により適宜増減する
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤は他の甲状腺ホルモン製剤より効果の発現が早く持続が短いので、その点を考慮して投与すること
- 7.2. 〈甲状腺機能低下症(原発性及び下垂体性)、粘液水腫〉甲状腺機能低下症及び粘液水腫の患者には、少量から投与を開始し、観察を十分に行い、漸次増量して維持量とすることが望ましい
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
5mcgチロナミン錠の使用上の注意
病気や症状に応じた注意喚起
- 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
患者の属性に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
年齢や性別に応じた注意喚起
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
- 以下にあてはまる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
5mcgチロナミン錠の注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 | 影響 |
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クマリン系抗凝血剤 | 作用を増強 |
ワルファリンカリウム | 作用を増強 |
交感神経作動薬 | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
エピネフリン | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
ノルエピネフリン | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
エフェドリン含有製剤 | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
メチルエフェドリン | 作用を増強、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大 |
強心配糖体製剤 | 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下、甲状腺機能低下状態では血清ジゴキシン濃度が上昇 |
ジゴキシン | 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下、甲状腺機能低下状態では血清ジゴキシン濃度が上昇 |
ジギトキシン | 甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下、甲状腺機能低下状態では血清ジゴキシン濃度が上昇 |
血糖降下剤 | 血糖管理状況が変わる |
インスリン製剤 | 血糖管理状況が変わる |
スルホニルウレア系薬剤 | 血糖管理状況が変わる |
コレスチラミン<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
コレスチミド<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
鉄剤<服用> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
アルミニウムを含有する制酸剤<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
炭酸カルシウム<経口> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
炭酸ランタン水和物<服用> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
セベラマー塩酸塩<服用> | 本剤の吸収が遅延又は減少 |
フェニトイン | 本剤の血中濃度を低下 |
カルバマゼピン | 本剤の血中濃度を低下 |
フェノバルビタール | 本剤の血中濃度を低下 |
アミオダロン | 甲状腺ホルモン値を低下 |
経口エストロゲン | 甲状腺ホルモン値を低下 |
結合型エストロゲン | 甲状腺ホルモン値を低下 |
エストラジオール | 甲状腺ホルモン値を低下 |
エストリオール | 甲状腺ホルモン値を低下 |
飲食物との組み合わせ注意
- 鉄分を含むもの