ヒューマトロープ注射用12mgに関係する解説
下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)
- ヒューマトロープ注射用12mgは、下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)に分類される。
- 下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)とは、成長ホルモンを体内に補うことで、低身長、骨の異常、筋力低下などの症状を改善する薬。
下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)の代表的な商品名
- ノルディトロピン
- ヒューマトロープ
- ソグルーヤ
商品名 | ヒューマトロープ注射用12mg |
---|---|
一般名 | ソマトロピン(遺伝子組換え)注射用 |
薬価・規格 | 42010.0円 (12mg1筒(溶解液付)) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 注射用
![]() |
製造会社 | 日本イーライリリー |
ブランド | ヒューマトロープ注射用6mg 他 |
YJコード | 2412402L4049 |
レセプト電算コード | 620008906 |
発疹、蕁麻疹、紅斑、発赤、過敏症状、甲状腺機能低下症、AST上昇、ALT上昇、関節痛、下肢痛、成長痛
O脚が悪化、けいれん、甲状腺機能亢進症、ネフローゼ症候群、浮腫、尿蛋白、低蛋白血症、糖尿病、耐糖能低下
大腿骨骨頭辷り症、筋痛、注射部位熱感、注射部位疼痛、注射部位硬結、手根管症候群、錯感覚、高血圧、頭痛、尿潜血、顕微鏡的血尿、LDH上昇、CK上昇、全身そう痒、嘔気、腹痛、有痛性外脛骨、外骨腫、大腿骨骨頭壊死、側弯症進行、脊柱変形進行、周期性四肢麻痺、皮下脂肪消失、呼吸困難、白血球数上昇、遊離脂肪酸上昇、ミオグロビン上昇、血清P上昇、蛋白尿、頭蓋内圧亢進、乳頭浮腫、視覚異常、悪心、嘔吐
薬剤名 | 影響 |
---|---|
ホルモン剤 | 血清IGF-1濃度に影響 |
糖質副腎皮質ホルモン剤 | 成長ホルモンの成長促進作用が抑制、血清コルチゾール濃度が低下 |
糖尿病用薬 | 血糖値が上昇 |
インスリン製剤 | 血糖値が上昇 |
ビグアナイド系製剤 | 血糖値が上昇 |
スルホニルウレア系薬剤 | 血糖値が上昇 |
速効型食後血糖降下剤 | 血糖値が上昇 |
α-グルコシダーゼ阻害剤 | 血糖値が上昇 |
チアゾリジン系薬剤 | 血糖値が上昇 |
DPP-4阻害剤 | 血糖値が上昇 |
GLP-1アナログ | 血糖値が上昇 |
SGLT2阻害剤 | 血糖値が上昇 |
CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
性ホルモン製剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
シクロスポリン | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
抗てんかん剤 | 血中濃度が低下し作用が減弱 |
経口エストロゲン | 成長ホルモンの作用が抑制 |