処方薬
グロウジェクトBC注射用8mg
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グロウジェクトBC注射用8mgの基本情報

グロウジェクトBC注射用8mgの概要

商品名 グロウジェクトBC注射用8mg
一般名 ソマトロピン(遺伝子組換え)注射用
薬価・規格 53614.0円 (8mg1筒(溶解液付))
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 JCRファーマ
ブランド グロウジェクト皮下注12mg 他
YJコード 2412402L2038
レセプト電算コード 621283401
添付文書PDFファイル

グロウジェクトBC注射用8mgの主な効果と作用

  • 天然型のヒト成長ホルモン剤です。成長を促す働きがあります。
  • ターナー症候群の低身長を治療するお薬です。
  • 成人成長ホルモン分泌不全症を治療するお薬です。
  • 成長ホルモン分泌不全性低身長症を治療するお薬です。
  • SGA性低身長症を治療するお薬です。

グロウジェクトBC注射用8mgの用途

グロウジェクトBC注射用8mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

遊離脂肪酸上昇、好酸球増多、血中甲状腺刺激ホルモン増加、関節痛、四肢痛、血圧上昇、眩暈、頭痛、扁桃肥大、過敏症、全身そう痒

起こる可能性のある重大な副作用

浮腫、痙攣、甲状腺機能亢進症、ネフローゼ症候群、尿蛋白、低蛋白血症、糖尿病、耐糖能低下

上記以外の副作用

発疹、蕁麻疹、紅斑、甲状腺機能低下症、甲状腺機能低下症が悪化、思春期早発症、下肢痛、成長痛、側弯症進行、脊柱変形進行、有痛性外脛骨、外骨腫、大腿骨骨頭すべり症、大腿骨骨頭壊死、踵骨骨端炎、周期性四肢麻痺、ミオグロビン上昇、筋肉痛、関節炎、トリグリセリド上昇、血清P上昇、血清LDH上昇、総コレステロール上昇、Al-P上昇、CK上昇、CPK上昇、血清K上昇、尿潜血、顕微鏡的血尿、蛋白尿、血清ALT上昇、血清AST上昇、γ-GTP上昇、嘔吐、嘔気、腹痛、てんかん悪化、下肢しびれ、白血球数上昇、異型リンパ球、血小板数減少、注射部位熱感、注射部位疼痛、注射部位硬結、注射部位発赤、発赤、皮下脂肪消失、注射部位内出血、注射部位発疹、発熱、アデノイド肥大、頭蓋内圧亢進、乳頭浮腫、視覚異常、悪心、複視、霧視、眼部腫脹、胸痛、リンパ管腫、肥厚性鼻炎、睡眠時無呼吸症候群、胸腺腫大、爪変形、湿疹、接触皮膚炎、アレルギー性鼻炎、凍瘡、ざ瘡、皮膚疼痛、紫斑、皮膚変色、母斑、皮膚そう痒、アトピー性皮膚炎、遊離サイロキシン減少、遊離サイロキシン増加、遊離トリヨードチロニン増加、甲状腺刺激ホルモン低下、血中エストラジオール上昇、抗甲状腺抗体陽性、甲状腺腫、背部痛、下肢不快感、関節腫脹、頚部痛、坐骨神経痛、こわばり感、骨腫脹、HDLコレステロール低下、LDLコレステロール上昇、性器出血、口内炎、胃腸炎、食欲減退、上腹部痛、下痢、血便、結腸ポリープ、睡眠障害、傾眠、横断脊髄炎、四肢しびれ、偏頭痛、うつ病、不眠症、リンパ球増多、好中球減少、後骨髄球数増加、骨髄球数増加、リンパ球減少、好塩基球増多、好中球増多、胸部圧迫感、期外収縮、動悸、咳嗽、注射部位出血、注射部位不快感、注射部位そう痒感、注射部位萎縮、倦怠感、CRP上昇、唾液腺混合腫瘍、嚢胞、痛風悪化、耳鳴、高尿酸血症、胆嚢ポリープ、緑内障

グロウジェクトBC注射用8mgの用法・用量

  • 1.骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症:1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.175mgを2~4回に分けて筋肉内に注射するか、あるいは6~7回に分けて皮下に注射する
  • 2.骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群における低身長:1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.35mgを2~4回に分けて筋肉内に注射するか、あるいは6~7回に分けて皮下に注射する
  • 3.成人成長ホルモン分泌不全症(重症に限る):開始用量として、1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.021mgを6~7回に分けて皮下に注射する
  • 患者の臨床症状に応じて1週間に体重kg当たり0.084mgを上限として漸増し、1週間に6~7回に分けて皮下に注射する
    • なお、投与量は臨床症状及び血清インスリン様成長因子-1(IGF-1)濃度等の検査所見に応じて適宜増減する
    • 但し、1日量として1mgを超えない
  • 4.骨端線閉鎖を伴わないSGA(small-for-gestational age)性低身長症:1週間に体重kg当たり、ソマトロピン(遺伝子組換え)として0.23mgを6~7回に分けて皮下に注射する
    • なお、効果不十分な場合は1週間に体重kg当たり0.47mgまで増量し、6~7回に分けて皮下に注射する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

グロウジェクトBC注射用8mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 悪性腫瘍
    • 糖尿病
    • 心疾患
    • 腎疾患
    • 脳腫瘍
    • 下垂体腺腫
    • 松果体腫
    • 頭蓋咽頭腫
    • 治療開始時の血液像に異常
    • 免疫不全症候群
    • 放射線治療歴
    • 免疫抑制薬投与歴
    • 悪性腫瘍を発生しやすい先天異常
    • 白血病を発生しやすい先天異常
    • 成人成長ホルモン分泌不全症で脳腫瘍
    • 本剤を投与しなくても血清IGF-1濃度が基準範囲内
    • 抗がん薬投与歴
    • 小児がん

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

グロウジェクトBC注射用8mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
糖質副腎皮質ホルモン剤 成長ホルモンの成長促進作用が抑制
インスリン製剤 血糖降下作用が減弱
ホルモン剤 血清IGF-1濃度に影響

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グロウジェクトBC注射用8mgに関係する解説

下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)

  • グロウジェクトBC注射用8mgは、下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)に分類される。
  • 下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)とは、成長ホルモンを体内に補うことで、低身長、骨の異常、筋力低下などの症状を改善する薬。

下垂体ホルモン製剤(成長ホルモン製剤)の代表的な商品名

  • ノルディトロピン
  • ヒューマトロープ
  • ソグルーヤ
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