マーロックス懸濁用配合顆粒に関係する解説
酸中和薬(制酸薬)
- マーロックス懸濁用配合顆粒は、酸中和薬(制酸薬)に分類される。
- 酸中和薬(制酸薬)とは、消化管の攻撃因子である胃酸を中和し、消化性潰瘍や胃炎などの治療に用いる薬。
酸中和薬(制酸薬)の代表的な商品名
- 乾燥水酸化アルミニウムゲル
- マグミット、酸化マグネシウム、マグラックス
- 炭カル
- マーロックス、マルファ
商品名 | マーロックス懸濁用配合顆粒 |
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一般名 | 水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウムシロップ用 |
薬価・規格 | 11.8円 (1g) |
薬の形状 |
内用薬 > 液剤 > シロップ用
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製造会社 | サノフィ |
YJコード | 2349101D1253 |
レセプト電算コード | 620478201 |
便秘、下痢、食欲不振、悪心、胃部不快感、過敏症、そう痒、蕁麻疹、血管浮腫、代謝異常、高マグネシウム血症
低リン酸血症、低リン酸血症に伴うクル病、低リン酸血症に伴う骨軟化症、低リン酸血症に伴う高カルシウム尿症、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血
薬剤名 | 影響 |
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ペニシラミン製剤<服用> | 効果を減弱 |
テトラサイクリン系抗生物質<経口> | 効果を減弱 |
テトラサイクリン<経口> | 効果を減弱 |
ミノサイクリン<経口> | 効果を減弱 |
ニューキノロン系抗菌剤<経口> | 効果を減弱 |
エノキサシン水和物<服用> | 効果を減弱 |
シプロフロキサシン<経口> | 効果を減弱 |
ノルフロキサシン<経口> | 効果を減弱 |
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用> | 効果を減弱 |
エチドロン酸二ナトリウム<経口> | 効果を減弱 |
ジギタリス<経口> | 効果を減弱 |
ジゴキシン<服用> | 効果を減弱 |
甲状腺製剤<経口> | 効果を減弱 |
レボチロキシンナトリウム<経口> | 効果を減弱 |
胆汁酸製剤<服用> | 効果を減弱 |
ウルソデオキシコール酸<服用> | 効果を減弱 |
ケノデオキシコール酸<経口> | 効果を減弱 |
フェキソフェナジン<服用> | 効果を減弱 |
鉄剤<服用> | 効果を減弱 |
<経口>硫酸鉄 | 効果を減弱 |
<経口>フマル酸第一鉄 | 効果を減弱 |
セフジニル<経口> | 効果を減弱 |
セフポドキシム プロキセチル<服用> | 効果を減弱 |
ミコフェノール酸モフェチル<経口> | 作用が減弱 |
アジスロマイシン | 最高血中濃度低下 |
活性型ビタミンD3製剤 | 高マグネシウム血症 |
アルファカルシドール | 高マグネシウム血症 |
カルシトリオール | 高マグネシウム血症 |
クエン酸製剤<服用> | 血中アルミニウム濃度が上昇 |
クエン酸カリウム<服用> | 血中アルミニウム濃度が上昇 |
クエン酸ナトリウム<服用> | 血中アルミニウム濃度が上昇 |
血清カリウム抑制イオン交換樹脂<経口・注腸> | アルカローシス |
ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸> | アルカローシス |
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸> | アルカローシス |
カルシウム製剤 | アルカローシス、milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症 |
ドルテグラビルナトリウム<服用> | 血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下 |
ガバペンチン<服用> | 最高血漿中濃度<Cmax>が17%低下、血漿中濃度-時間曲線下面積<AUC>が20%低下 |
エルトロンボパグ オラミン<経口> | 吸収が著しく妨げられる |
ラルテグラビル<服用> | 血漿中濃度が低下 |