処方薬
マックメット懸濁用配合DS
後発

マックメット懸濁用配合DSの基本情報

マックメット懸濁用配合DSの概要

商品名 マックメット懸濁用配合DS
一般名 水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウムシロップ用
薬価・規格 6.5円 (1g)
薬の形状
内用薬 > 液剤 > シロップ用
内用薬 > 液剤 > シロップ用のアイコン
製造会社 沢井製薬
YJコード 2349101D1229
レセプト電算コード 620478301
識別コード 1.2gSW-468
添付文書PDFファイル

マックメット懸濁用配合DSの主な効果と作用

  • 胃潰瘍十二指腸潰瘍、胃炎などの症状を改善するお薬です。
  • 胃酸を中和して胃粘膜を保護する働きがあります。

マックメット懸濁用配合DSの用途

マックメット懸濁用配合DSの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、そう痒、蕁麻疹、血管浮腫、食欲不振、悪心、胃部不快感、便秘、下痢、代謝異常、高マグネシウム血症

上記以外の副作用

低リン酸血症、低リン酸血症に伴うクル病、低リン酸血症に伴う骨軟化症、低リン酸血症に伴う高カルシウム尿症、アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血

マックメット懸濁用配合DSの用法・用量

  • 1日1.6g~4.8gを数回に分割し、本品1gに対し用時約10mLの水に懸濁して経口投与するか、又は、そのまま経口投与する
    • なお、年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

マックメット懸濁用配合DSの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

マックメット懸濁用配合DSの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ペニシラミン製剤<服用> 効果を減弱
テトラサイクリン系抗生物質<経口> 効果を減弱
テトラサイクリン<経口> 効果を減弱
ミノサイクリン<経口> 効果を減弱
ニューキノロン系抗菌剤<経口> 効果を減弱
エノキサシン水和物<服用> 効果を減弱
シプロフロキサシン<経口> 効果を減弱
ノルフロキサシン<経口> 効果を減弱
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤<服用> 効果を減弱
エチドロン酸二ナトリウム<経口> 効果を減弱
ジギタリス<経口> 効果を減弱
ジゴキシン<服用> 効果を減弱
甲状腺製剤<経口> 効果を減弱
レボチロキシン<経口> 効果を減弱
胆汁酸製剤<服用> 効果を減弱
ウルソデオキシコール酸<服用> 効果を減弱
ケノデオキシコール酸<経口> 効果を減弱
フェキソフェナジン<服用> 効果を減弱
鉄剤<服用> 効果を減弱
<経口>硫酸鉄 効果を減弱
<経口>フマル酸第一鉄 効果を減弱
セフジニル<経口> 効果を減弱
セフポドキシム プロキセチル<服用> 効果を減弱
ミコフェノール酸モフェチル<経口> 作用が減弱
アジスロマイシン 最高血中濃度低下
活性型ビタミンD3製剤 高マグネシウム血症
アルファカルシドール 高マグネシウム血症
カルシトリオール 高マグネシウム血症
クエン酸製剤<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸カリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
クエン酸ナトリウム<服用> 血中アルミニウム濃度が上昇
血清カリウム抑制イオン交換樹脂<経口・注腸> アルカローシス
ポリスチレンスルホン酸カルシウム<経口・注腸> アルカローシス
ポリスチレンスルホン酸ナトリウム<経口・注腸> アルカローシス
カルシウム製剤 アルカローシス、milk-alkali syndrome、高カルシウム血症、高窒素血症
ドルテグラビルナトリウム<服用> 血漿中濃度をCmaxで72%・C24で74%低下
ガバペンチン<服用> 最高血漿中濃度<Cmax>が17%低下、血漿中濃度-時間曲線下面積<AUC>が20%低下
エルトロンボパグ オラミン<経口> 吸収が著しく妨げられる
ラルテグラビル<服用> 血漿中濃度が低下

飲食物との組み合わせ注意

  • クエン酸を含むもの
  • 大量の牛乳
  • カルシウムを含むもの<干しえび、バジル、煮干し、牛乳、乳製品 など>
  • 鉄分を含むもの<バジル、海苔、あゆ、ひじき、あさり など>

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マックメット懸濁用配合DSに関係する解説

酸中和薬(制酸薬)

  • マックメット懸濁用配合DSは、酸中和薬(制酸薬)に分類される。
  • 酸中和薬(制酸薬)とは、消化管の攻撃因子である胃酸を中和し、消化性潰瘍や胃炎などの治療に用いる薬。

酸中和薬(制酸薬)の代表的な商品名

  • 乾燥水酸化アルミニウムゲル
  • マグミット、酸化マグネシウム、マグラックス
  • 炭カル
  • マーロックス、マルファ
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