処方薬
オメプラール錠10
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オメプラール錠10の基本情報

オメプラール錠10の概要

商品名 オメプラール錠10
一般名 オメプラゾール腸溶錠
薬価・規格 24.2円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 腸溶錠
内用薬 > 錠剤 > 腸溶錠のアイコン
製造会社 太陽ファルマ
ブランド オメプラール錠20 他
YJコード 2329022H2023
レセプト電算コード 610443070
識別コード OMP10
添付文書PDFファイル

オメプラール錠10の主な効果と作用

オメプラール錠10の用途

オメプラール錠10の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、軟便、味覚異常、食道炎、発疹、便秘、悪心、腹痛、口内炎、尿糖陽性、浮腫

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、血管浮腫、気管支痙攣、汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少、劇症肝炎、肝機能障害、黄疸、肝不全、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、視力障害、間質性腎炎、急性腎障害、低ナトリウム血症、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音異常、捻髪音、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、錯乱状態、せん妄、異常行動、失見当識、幻覚、不安、焦燥、攻撃性

上記以外の副作用

貧血、過敏症、多形紅斑、光線過敏症、そう痒感、舌炎、顕微鏡的大腸炎、collagenous colitis、lymphocytic colitis、腹部膨満感、カンジダ症、口渇、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、白血球数減少、血小板数減少、頭痛、しびれ感、めまい、振戦、傾眠、不眠、不眠症、異常感覚、うつ状態、倦怠感、頻尿、動悸、月経異常、発汗、筋力低下、低マグネシウム血症、霧視、女性化乳房、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿酸上昇、トリグリセライド上昇、血清カリウム上昇、総コレステロール上昇、十二指腸炎、肝機能異常、ビリルビン上昇、好酸球数増多、白血球数増多、白血球分画異常、睡眠障害、尿蛋白陽性、QT延長、蕁麻疹、嘔吐、鼓腸放屁、眠気、脱毛、関節痛

オメプラール錠10の用法・用量

  • 胃潰瘍、吻合部潰瘍、十二指腸潰瘍、Zollinger-Ellison症候群通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回20mgを経口投与する
    • なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間までの投与、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする
  • 逆流性食道炎通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回20mgを経口投与する
    • なお、逆流性食道炎の場合、通常、8週間までの投与とする
  • さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1日1回10~20mgを経口投与する
  • 非びらん性胃食道逆流症通常、成人にはオメプラゾールとして1日1回10mgを経口投与する
    • なお、非びらん性胃食道逆流症の場合、通常、4週間までの投与とする
  • ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助の場合、通常、成人にはオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
    • なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる
  • ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする
  • プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはオメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈逆流性食道炎〉1日10mgの維持療法で再発が認められた場合は1日20mgで再治療を行い、治癒後の維持療法においても再発の既往歴、症状の程度等を考慮して用量を選択すること(ただし、1日20mgの維持療法で再発が認められた場合、あるいは予期せぬ体重減少、吐血、嚥下障害等の症状が認められた場合は、改めて内視鏡検査等を行い、その結果に基づいて他の適切な治療法に切り替えることを考慮すること)
  • 7.2. 〈非びらん性胃食道逆流症〉投与開始2週後を目安として効果を確認し、症状の改善傾向が認められない場合には、酸逆流以外の原因が考えられるため他の適切な治療への変更を考慮すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

オメプラール錠10の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

オメプラール錠10の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
硫酸アタザナビル<経口> 作用を減弱
リルピビリン塩酸塩<経口> 作用を減弱
イトラコナゾール<経口> 作用を減弱
チロシンキナーゼ阻害剤<経口> 作用を減弱
ゲフィチニブ<経口> 作用を減弱
エルロチニブ<経口> 作用を減弱
ネルフィナビルメシル酸塩 作用を減弱
硫酸クロピドグレル 作用を減弱
ジアゼパム 作用を増強
フェニトイン 作用を増強
シロスタゾール 作用を増強
タクロリムス水和物 作用を増強
ジゴキシン<服用> 作用を増強
メチルジゴキシン<服用> 作用を増強
ワルファリン 抗凝血作用を増強し出血
ボリコナゾール 本剤の作用を増強

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

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オメプラール錠10に関係する解説

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

  • オメプラール錠10は、プロトンポンプ阻害薬(PPI)に分類される。
  • プロトンポンプ阻害薬(PPI)とは、胃内において胃酸分泌を抑え、胃潰瘍などを治療し逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどを和らげる薬。

プロトンポンプ阻害薬(PPI)の代表的な商品名

  • オメプラール、オメプラゾン
  • タケプロン
  • パリエット
  • ネキシウム
  • タケキャブ
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