処方薬
スピロペント顆粒0.002%
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スピロペント顆粒0.002%の基本情報

スピロペント顆粒0.002%の概要

商品名 スピロペント顆粒0.002%
一般名 クレンブテロール塩酸塩顆粒
薬価・規格 28.1円 (0.002%1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 顆粒
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製造会社 帝人ファーマ
ブランド スピロペント顆粒0.002% 他
YJコード 2259006D1038
レセプト電算コード 620409401
識別コード TJN273
添付文書PDFファイル

スピロペント顆粒0.002%の主な効果と作用

  • 気管支の緊張やけいれんをおさえ、気管支をひろげて咳や苦しい呼吸をやわらげる働きがあります。
  • 呼吸を楽にするお薬です。
  • 膀胱の筋肉の緊張をゆるめ、尿道の筋肉の収縮力を強める働きがあります。
  • 尿がもれるのを改善するお薬です。

スピロペント顆粒0.002%の用途

スピロペント顆粒0.002%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

振戦、動悸、過敏症、発疹、筋痙直、頭痛、嘔気、腹痛、血圧上昇、そう痒、四肢しびれ感

起こる可能性のある重大な副作用

重篤な血清カリウム値低下、血清カリウム値低下作用が増強、心リズムに及ぼす作用を増強

上記以外の副作用

興奮、不眠、眩暈、眠気、頻脈、不整脈、食欲不振、下痢、便秘、口渇、胸やけ、AST上昇、ALT上昇、排尿障害、全身倦怠感、浮腫、ほてり

スピロペント顆粒0.002%の用法・用量

  • 1.気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、急性気管支炎:1回クレンブテロール塩酸塩として20μgを1日2回、朝及び就寝前に経口投与する
  • 頓用として、1回クレンブテロール塩酸塩として20μgを経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 5歳以上の小児には、1回クレンブテロール塩酸塩として0.3μg/kgを1日2回、朝及び就寝前に経口投与する
  • 頓用として、5歳以上の小児には、1回クレンブテロール塩酸塩として0.3μg/kgを経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 本剤の頓用を反復しなければならない場合には、早急に医師の指示を受けさせる
  • 2.腹圧性尿失禁:1回クレンブテロール塩酸塩として20μgを1日2回、朝及び夕に経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
    • 但し、60μg/日を上限とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

スピロペント顆粒0.002%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

スピロペント顆粒0.002%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
カテコールアミン製剤 不整脈、心停止
エピネフリン 不整脈、心停止
イソプロテレノール 不整脈、心停止
キサンチン系薬剤 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
テオフィリン 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
アミノフィリン製剤 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
ジプロフィリン 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
副腎皮質ホルモン剤 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
ベタメタゾン 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
プレドニゾロン 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
利尿剤 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈
フロセミド 血清カリウム値が低下し低カリウム血症による不整脈

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