処方薬
テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」
後発

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の基本情報

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の概要

商品名 テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」
一般名 テオフィリン200mg徐放錠
薬価・規格 5.9円 (200mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 徐放錠
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製造会社 沢井製薬
ブランド テオフィリン徐放錠50mg「サワイ」 他
YJコード 2251001F3154
レセプト電算コード 622052202
識別コード SW131
添付文書PDFファイル

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の主な効果と作用

  • 呼吸を楽にするお薬です。
  • 気管支をひろげ、気管支喘息気管支炎などの発作をやわらげる働きがあります。

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の用途

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、不眠、めまい、振戦、動悸、不整脈、心室性期外収縮、悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛

起こる可能性のある重大な副作用

痙攣、意識障害、せん妄、昏睡、急性脳症、横紋筋融解症、脱力感、筋肉痛、CK上昇、急性腎障害、消化管出血、消化管潰瘍、吐血、下血、赤芽球癆、貧血、アナフィラキシーショック、蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、頻呼吸、高血糖症

上記以外の副作用

腹部膨満感、下痢、消化不良、胸やけ、蛋白尿、代謝異常、血清尿酸値上昇、ALP上昇、LDH上昇、過敏症、固定薬疹、紅斑、多形滲出性紅斑、しびれ、神経過敏、興奮、不機嫌、いらいら感、不安、耳鳴、頻尿、γ-GTP上昇、好酸球増多、関節痛、四肢痛、低カリウム血症、鼻出血、口しびれ、舌周囲しびれ、そう痒感、発疹、不随意運動、筋緊張亢進、頻脈、顔面潮紅、顔面蒼白、しゃっくり、倦怠感、むくみ、胸痛

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の用法・用量

  • 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤1錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する
    • また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤2錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる
    • なお、年齢、症状に応じ適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉本剤投与中は、臨床症状等の観察や血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与すること
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 重篤な副作用
    • 12時間以内にアデノシン<アデノスキャン>を使用
    • てんかんの既往歴のある小児
    • 発熱している小児
    • 痙攣の既往歴のある小児
    • 肝機能障害
    • 急性腎炎
    • 甲状腺機能亢進症
    • てんかん
    • 発熱した乳幼児
    • うっ血性心不全

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
アデノシン<アデノスキャン> 冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制、虚血診断に影響
キサンチン系薬剤 過度の中枢神経刺激作用
アミノフィリン製剤 過度の中枢神経刺激作用
ジプロフィリン 過度の中枢神経刺激作用
カフェイン 過度の中枢神経刺激作用
中枢興奮剤 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン塩酸塩 過度の中枢神経刺激作用
エフェドリン含有製剤 過度の中枢神経刺激作用
β-刺激剤 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
塩酸イソプロテレノール 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
塩酸クレンブテロール 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
塩酸ツロブテロール 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
硫酸テルブタリン 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
プロカテロール塩酸塩水和物 低カリウム血症、心・血管症状<頻脈・不整脈等>等のβ刺激剤の副作用症状を増強
ハロタン 不整脈等の副作用が増強、テオフィリン血中濃度が上昇
塩酸ケタミン 痙攣
シメチジン テオフィリンの中毒症状
メキシレチン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
塩酸プロパフェノン テオフィリンの中毒症状
アミオダロン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
ピペミド酸水和物 テオフィリンの中毒症状
シプロフロキサシン テオフィリンの中毒症状
ノルフロキサシン テオフィリンの中毒症状
トスフロキサシントシル酸塩 テオフィリンの中毒症状
メシル酸パズフロキサシン テオフィリンの中毒症状
プルリフロキサシン テオフィリンの中毒症状
エリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
クラリスロマイシン テオフィリンの中毒症状
ロキシスロマイシン テオフィリンの中毒症状
チクロピジン塩酸塩 テオフィリンの中毒症状
ベラパミル テオフィリンの中毒症状
ジルチアゼム テオフィリンの中毒症状
フルボキサミンマレイン酸塩 テオフィリンの中毒症状
フルコナゾール テオフィリンの中毒症状
ジスルフィラム テオフィリンの中毒症状
デフェラシロクス テオフィリンの中毒症状
アシクロビル テオフィリンの中毒症状
塩酸バラシクロビル テオフィリンの中毒症状
インターフェロン テオフィリンの中毒症状
イプリフラボン テオフィリンの中毒症状
シクロスポリン テオフィリンの中毒症状
アロプリノール テオフィリンの中毒症状
リファンピシン類 テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
フェノバルビタール テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
ランソプラゾール テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
リトナビル テオフィリンの効果が減弱、テオフィリン血中濃度が低下
フェニトイン テオフィリン血中濃度が低下、テオフィリン及び相手薬の効果が減弱、血中濃度の低下
カルバマゼピン テオフィリン血中濃度が低下、テオフィリン及び相手薬の効果が減弱、血中濃度の低下
ジピリダモール 作用を減弱
ラマトロバン 血中濃度が上昇
リルゾール 作用を増強<副作用発現>

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • カフェインを含むもの<コーヒー、日本茶、紅茶、コーラ、チョコレート など>

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テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」に関係する解説

テオフィリン製剤

  • テオフィリン徐放錠200mg「サワイ」は、テオフィリン製剤に分類される。
  • テオフィリン製剤とは、気管支の拡張や呼吸中枢の刺激作用などにより喘息や気管支炎などの咳や息苦しさなどを改善する薬。

テオフィリン製剤の代表的な商品名

  • テオドール
  • テオロング
  • ユニフィルLA、ユニコン
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