処方薬
ヒシセオール配合点滴静注
後発

ヒシセオール配合点滴静注の基本情報

ヒシセオール配合点滴静注の概要

商品名 ヒシセオール配合点滴静注
一般名 濃グリセリン・果糖注射液
薬価・規格 706.0円 (500mL1袋)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 ニプロ
ブランド ヒシセオール配合点滴静注 他
YJコード 2190501A5099
レセプト電算コード 620369201
添付文書PDFファイル

ヒシセオール配合点滴静注の主な効果と作用

  • 脳圧降下作用、眼圧降下作用および利尿作用を有します。
  • 糖質(果糖、グリセリン)を含むお薬です。

ヒシセオール配合点滴静注の用途

  • 眼内圧下降
  • 頭蓋内浮腫の治療
  • 頭蓋内圧亢進の治療
  • 眼科手術時の眼容積縮小
  • 頭部外傷の意識障害の改善
  • 頭部外傷の自覚症状の改善
  • 頭部外傷の神経障害の改善
  • 脳外科手術後の後療法
  • 脳外科手術時の脳容積縮小
  • 血栓の意識障害の改善
  • 脳血栓の自覚症状の改善
  • 脳血栓の神経障害の改善
  • 脳梗塞の意識障害の改善
  • 脳梗塞の自覚症状の改善
  • 脳梗塞の神経障害の改善
  • 脳腫瘍の意識障害の改善
  • 脳腫瘍の自覚症状の改善
  • 脳腫瘍の神経障害の改善
  • 髄膜炎の意識障害の改善
  • 髄膜炎の自覚症状の改善
  • 髄膜炎の神経障害の改善
  • 塞栓の意識障害の改善
  • 脳塞栓の自覚症状の改善
  • 脳塞栓の神経障害の改善
  • 脳内出血の意識障害の改善
  • 脳内出血の自覚症状の改善
  • 脳内出血の神経障害の改善
  • くも膜下出血の意識障害の改善
  • くも膜下出血の自覚症状の改善
  • くも膜下出血の神経障害の改善

ヒシセオール配合点滴静注の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

尿潜血反応陽性、悪心、倦怠感、血色素尿、血尿、尿意、嘔吐、代謝異常、低カリウム血症、高ナトリウム血症、非ケトン性高浸透圧性高血糖

起こる可能性のある重大な副作用

乳酸アシドーシス

上記以外の副作用

頭痛、口渇、腕痛、血圧上昇

ヒシセオール配合点滴静注の用法・用量

  • 通常、成人1回200~500mLを1日1~2回、500mLあたり2~3時間かけて点滴静注する
  • 投与期間は通常1~2週とする
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • 脳外科手術時の脳容積縮小の目的には、1回500mLを30分かけて点滴静注する
  • 眼内圧下降及び眼科手術時の眼容積縮小の目的には、1回300~500mLを45~90分かけて点滴静注する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ヒシセオール配合点滴静注の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • フルクトース-1,6-ビスホスファターゼ<FBPase>欠損症
    • 先天性グリセリン代謝異常症
    • 先天性果糖代謝異常症
    • 糖新生系の異常
    • 成人発症2型シトルリン血症
    • 循環器系機能障害
    • 食塩摂取制限
    • 腎障害
    • 心臓機能障害
    • 糖尿病
    • 尿崩症
    • FBPase欠損症の新生児
    • FBPase欠損症の乳児
    • FBPase欠損症の幼児
    • 原因不明の意識障害

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ヒシセオール配合点滴静注と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る