処方薬
ケレンディア錠20mg
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ケレンディア錠20mgの基本情報

ケレンディア錠20mgの概要

商品名 ケレンディア錠20mg
一般名 フィネレノン錠
薬価・規格 203.4円 (20mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 バイエル薬品
ブランド ケレンディア錠10mg 他
YJコード 2190044F2027
レセプト電算コード 622911201
識別コード 20
添付文書PDFファイル

ケレンディア錠20mgの主な効果と作用

  • 息切れ、むくみなどの心不全の症状をやわらげるお薬です。
  • 慢性腎臓病を治療するお薬です。
  • 腎臓の機能を低下させる物質(アルドステロン)の働きをおさえます。
  • 心臓の機能を低下させる物質(アルドステロン)の働きをおさえます。

ケレンディア錠20mgの用途

ケレンディア錠20mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

低ナトリウム血症、高尿酸血症、低血圧、糸球体ろ過率減少、血中クレアチニン増加

起こる可能性のある重大な副作用

高カリウム血症

ケレンディア錠20mgの用法・用量

  • 〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉通常、成人にはフィネレノンとして次の用量を1日1回経口投与する
  • eGFRが60mL/min/1.73㎡以上:20mg
  • eGFRが60mL/min/1.73㎡未満:10mgから投与を開始し、血清カリウム値、eGFRに応じて、投与開始から4週間後を目安に20mgへ増量する
  • 〈慢性心不全〉通常、成人にはフィネレノンとして次の用量を1日1回経口投与する
  • eGFRが60mL/min/1.73㎡以上:20mgから投与を開始し、血清カリウム値、eGFRに応じて、投与開始から4週間後を目安に40mgへ増量する
  • eGFRが25mL/min/1.73㎡以上60mL/min/1.73㎡未満:10mgから投与を開始し、血清カリウム値、eGFRに応じて、投与開始から4週間後を目安に20mgへ増量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉10mg錠と20mg錠の生物学的同等性は示されていないため、20mg又は40mgを投与する際には10mg錠を使用しないこと〔16.1.3参照〕
  • 7.2. 〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉投与開始又は再開、増量から4週間後、その後も定期的に血清カリウム値及びeGFRを測定し、次に従って用量を調節すること〔8.1、8.3参照〕
  • 1). 〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉血清カリウム値4.8mEq/L以下の場合:20mg1日1回の場合;維持、10mg1日1回の場合;20mg1日1回に増量(eGFRが前回の測定から30%を超えて低下していない場合に限る)
  • 2). 〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉血清カリウム値4.8mEq/L超5.5mEq/L以下の場合:維持
  • 3). 〈2型糖尿病を合併する慢性腎臓病〉血清カリウム値5.5mEq/L超の場合:中止(投与中止後、血清カリウム値が5.0mEq/L以下に下がった場合には、10mgを1日1回から投与を再開することができる)
  • 7.3. 〈慢性心不全〉投与開始又は再開、用量調節から4週間後、その後も定期的に血清カリウム値及びeGFRを測定し、次に従って用量を調節すること〔8.1、8.4、8.5参照〕
  • [投与開始時のeGFRが60mL/min/1.73㎡以上の患者]1). 〈慢性心不全〉投与開始時のeGFRが60mL/min/1.73㎡以上の慢性心不全患者で血清カリウム値5.0mEq/L未満の場合:40mg1日1回の場合;維持、20mg1日1回の場合;40mg1日1回に増量(eGFRが前回の測定から30%を超えて低下していない場合に限る)、10mg1日1回の場合;20mg1日1回に増量(eGFRが前回の測定から30%を超えて低下していない場合に限る)
  • 2). 〈慢性心不全〉投与開始時のeGFRが60mL/min/1.73㎡以上の慢性心不全患者で血清カリウム値5.0mEq/L以上5.5mEq/L未満の場合:維持
  • 3). 〈慢性心不全〉投与開始時のeGFRが60mL/min/1.73㎡以上の慢性心不全患者で血清カリウム値5.5mEq/L以上6.0mEq/L未満の場合:40mg1日1回の場合;20mg1日1回に減量、20mg1日1回の場合;10mg1日1回に減量、10mg1日1回の場合;中止(投与中止後、血清カリウム値が5.5mEq/L未満に下がった場合には、10mgを1日1回から再開することができる)
  • 4). 〈慢性心不全〉投与開始時のeGFRが60mL/min/1.73㎡以上の慢性心不全患者で血清カリウム値6.0mEq/L以上の場合:中止(ただし、血清カリウム値が6.0mEq/L以上で投与中止となり、投与中止後も連続して血清カリウム値が5.5mEq/L以上の患者では投与中止を継続し、血清カリウム値が5.0mEq/L未満に下がった場合に、10mgを1日1回から再開することができる)
  • [投与開始時のeGFRが25mL/min/1.73㎡以上60mL/min/1.73㎡未満の患者]1). 〈慢性心不全〉投与開始時の25≦eGFR<60mL/min/1.73㎡の慢性心不全患者で血清カリウム値5.0mEq/L未満の場合:20mg1日1回の場合;維持、10mg1日1回の場合;20mg1日1回に増量(eGFRが前回の測定から30%を超えて低下していない場合に限る)
  • 2). 〈慢性心不全〉投与開始時の25≦eGFR<60mL/min/1.73㎡の慢性心不全患者で血清カリウム値5.0mEq/L以上5.5mEq/L未満の場合:維持
  • 3). 〈慢性心不全〉投与開始時の25≦eGFR<60mL/min/1.73㎡の慢性心不全患者で血清カリウム値5.5mEq/L以上6.0mEq/L未満の場合:20mg1日1回の場合;10mg1日1回に減量、10mg1日1回の場合;中止(投与中止後、血清カリウム値が5.5mEq/L未満に下がった場合には、10mgを1日1回から再開することができる)
  • 4). 〈慢性心不全〉投与開始時の25≦eGFR<60mL/min/1.73㎡の慢性心不全患者で血清カリウム値6.0mEq/L以上の場合:中止(ただし、血清カリウム値が6.0mEq/L以上で投与中止となり、投与中止後も連続して血清カリウム値が5.5mEq/L以上の患者では投与中止を継続し、血清カリウム値が5.0mEq/L未満に下がった場合に、10mgを1日1回から再開することができる)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ケレンディア錠20mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • アジソン病
    • 過敏症
    • エンシトレルビル投与中
    • ロナファルニブ投与中
    • eGFR25mL/min/1.73㎡未満の慢性心不全
    • eGFRが25mL/min/1.73㎡未満の慢性心不全
    • イトラコナゾール投与中
    • クラリスロマイシン投与中
    • ホスアンプレナビル投与中
    • ボリコナゾール投与中
    • ダルナビル投与中
    • 重度肝機能障害<Child-Pugh分類C>
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • リトナビル含有製剤投与中
    • ポサコナゾール投与中
    • 血清カリウム値が5.5mEq/Lを超えている
    • 2型糖尿病を合併する慢性腎臓病でeGFR25mL/min/1.73㎡未満
    • 血清カリウム値が5.0mEq/L超5.5mEq/L以下
    • 高カリウム血症
    • 25≦eGFR<60mL/min/1.73㎡の慢性心不全
    • eGFRが60mL/min/1.73㎡以上の慢性心不全
    • 血清カリウム値が4.8mEq/L超の2型糖尿病を合併する慢性腎臓病
    • 血清カリウム値が5.0mEq/L超の慢性心不全
    • 左室駆出率の低下した慢性心不全
    • 中等度肝機能障害<Child-Pugh分類B>
    • eGFR低値
    • 血清カリウム高値
    • 高カリウム血症の発現リスクが高い

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ケレンディア錠20mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
イトラコナゾール 本剤の血中濃度が著しく上昇
ポサコナゾール 本剤の血中濃度が著しく上昇
ボリコナゾール 本剤の血中濃度が著しく上昇
リトナビル 本剤の血中濃度が著しく上昇
ダルナビル 本剤の血中濃度が著しく上昇
ホスアンプレナビル 本剤の血中濃度が著しく上昇
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が著しく上昇
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が著しく上昇
エンシトレルビル 本剤の血中濃度が著しく上昇
ロナファルニブ 本剤の血中濃度が著しく上昇
CYP3Aを阻害する薬剤<中等度> 本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
ベラパミル 本剤の血中濃度が上昇
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
弱いCYP3A阻害剤 本剤の血中濃度が上昇
アミオダロン 本剤の血中濃度が上昇
フルボキサミン 本剤の血中濃度が上昇
強いCYP3A誘導薬 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
中程度のCYP3A誘導剤 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
リファンピシン類 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
エファビレンツ 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱
ミトタン 本剤の血中濃度が著しく低下し効果が減弱、作用を阻害
スピロノラクトン 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
トリアムテレン 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
カンレノ酸カリウム 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
エプレレノン 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
エサキセレノン 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
カリウム製剤 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
スルファメトキサゾール・トリメトプリム 血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大
リチウム製剤 中毒
炭酸リチウム 中毒
非ステロイド系抗炎症剤 腎機能障害患者では高カリウム血症
インドメタシン製剤 腎機能障害患者では高カリウム血症
CYP3A酵素で代謝を受ける薬剤 血中濃度が上昇し副作用が増強
タクロリムス水和物 血中濃度が上昇し副作用が増強
シクロスポリン 血中濃度が上昇し副作用が増強
CYP2C8で代謝される薬剤 血中濃度が上昇し副作用が増強
パクリタキセル 血中濃度が上昇し副作用が増強
レパグリニド 血中濃度が上昇し副作用が増強

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの
  • グレープフルーツ
  • カリウムを含むもの

ケレンディア錠20mgと主成分が同じ薬

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ケレンディア錠20mgに関係する解説

選択的アルドステロン拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)

  • ケレンディア錠20mgは、選択的アルドステロン拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)に分類される。
  • 選択的アルドステロン拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)とは、血圧上昇や臓器の肥大化などに関わる体内物質アルドステロンの働きを阻害し降圧作用などをあらわすことで高血圧症や慢性心不全などを治療する薬。

選択的アルドステロン拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)の代表的な商品名

  • セララ
  • ミネブロ
  • ケレンディア
選択的アルドステロン拮抗薬(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)についての詳しい解説を見る