処方薬
アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」
後発

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の基本情報

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の概要

商品名 アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」
一般名 アロチノロール塩酸塩5mg錠
薬価・規格 5.9円 (5mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日本ジェネリック
ブランド アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」 他
YJコード 2123014F1108
レセプト電算コード 622108802
識別コード JG30
添付文書PDFファイル

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の主な効果と作用

  • 血圧を下げるお薬です。
  • 脈の乱れ(不整脈)を整えるお薬です。
  • 心臓の負担を少なくし、脈の乱れを整えたり、心拍数を下げる働きがあります。
  • ふるえをおさえる働きがあります。
  • 心臓に働いて血液の拍出量を減らしたり、血管をひろげて、血圧を下げる働きがあります。
  • 胸の圧迫感や胸痛といった狭心症などの発作を予防またはやわらげるお薬です。
  • 手や頭などのふるえをおさえるお薬です。

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の用途

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

胸痛、胸部不快感、めまい、ふらつき、立ちくらみ、低血圧、脱力感、倦怠感、頭痛、頭重、眠気

起こる可能性のある重大な副作用

徐脈、心不全、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群

上記以外の副作用

軟便、下痢、腹部不快感、腹痛、悪心、嘔吐、AST上昇、ALT上昇、中性脂肪値上昇、尿酸値上昇、インポテンス、脱毛、心房細動、末梢循環障害、レイノー症状、冷感、動悸、息切れ、抑うつ、不眠、食欲不振、消化不良、腹部膨満感、便秘、ALP上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、気管支痙攣、喘鳴、咳嗽、BUN上昇、クレアチニン上昇、霧視、眼精疲労、過敏症、発疹、じん麻疹、そう痒、灼熱感、総コレステロール上昇、空腹時血糖値上昇、CK上昇、白血球増多、浮腫、しびれ、心胸郭比増大、筋肉痛、口渇

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の用法・用量

  • 〈本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、頻脈性不整脈〉通常、成人にはアロチノロール塩酸塩として、1日20mgを2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢・症状等により適宜増減することとするが、効果不十分な場合は、1日30mgまで増量することができる
  • 〈本態性振戦〉通常、成人にはアロチノロール塩酸塩として、1日量10mgから開始し、効果不十分な場合は、1日20mgを維持量として2回に分けて経口投与する
    • なお、年齢・症状等により適宜増減するが1日30mgを超えないこととする
  • (用法及び用量に関連する注意)褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者には、本剤を単独で投与しないこと(褐色細胞腫又はパラガングリオーマの患者に投与する場合には、α遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断剤を併用すること)〔2.7、9.1.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 著しい洞性徐脈
    • 褐色細胞腫
    • 過敏症
    • 肺高血圧による右心不全
    • 気管支痙攣
    • 気管支喘息
    • 心原性ショック
    • 代謝性アシドーシス
    • 糖尿病性ケトアシドーシス
    • 洞不全症候群
    • 洞房ブロック
    • 高度徐脈
    • 未治療の褐色細胞腫
    • 未治療のパラガングリオーマ
    • うっ血性心不全
    • 房室ブロック<2・3度>
    • パラガングリオーマ
    • 手術前48時間
    • 間欠性跛行症
    • コントロール不十分な糖尿病
    • 重篤な肝機能障害
    • 重篤な腎機能障害
    • 徐脈
    • 長期間絶食状態
    • 低血圧
    • 特発性低血糖症
    • 房室ブロック<1度>
    • 末梢循環障害
    • レイノー症候群

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
交感神経遮断剤 過剰の抑制
レセルピン 過剰の抑制
血糖降下剤 血糖降下作用が増強
カルシウム拮抗剤 相互に作用が増強
ベラパミル 相互に作用が増強
ジルチアゼム 相互に作用が増強
クロニジン 投与中止後のリバウンド現象を増強し血圧が上昇
クラス1抗不整脈剤 過度の心機能抑制
ジソピラミド 過度の心機能抑制
プロカインアミド 過度の心機能抑制
アミオダロン 過度の心機能抑制
ソタロール 過度の心機能抑制
ジギタリス剤 心刺激伝導障害<徐脈・房室ブロック等>
フィンゴリモド 徐脈が増強
非ステロイド系抗炎症剤 本剤の降圧作用が減弱
降圧作用を有する薬剤 降圧作用が増強

アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」と主成分が同じ薬

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アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」に関係する解説

αβ遮断薬

  • アロチノロール塩酸塩錠5mg「JG」は、αβ遮断薬に分類される。
  • αβ遮断薬とは、β1受容体遮断作用による心機能の抑制とα1受容体の遮断作用による血管拡張作用などにより、高血圧症や狭心症などを改善する薬。

αβ遮断薬の代表的な商品名

  • アーチスト
  • アロチノロール
  • カルバン
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