ニュープロパッチ4.5mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
傾眠、ジスキネジア、悪心、嘔吐、適用部位反応、意識障害、頭痛、浮動性めまい、体位性めまい、不眠、浮遊感
起こる可能性のある重大な副作用
幻覚、幻視、突発的睡眠、妄想、せん妄、悪性症候群、発熱、無動無言、高度筋硬直、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、血清CK上昇、錯乱、CK上昇、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、横紋筋融解症、筋肉痛、脱力感、血中ミオグロビン上昇、尿中ミオグロビン上昇、急性腎不全
上記以外の副作用
ジストニア、回転性めまい、幻聴、パーキンソン症状、すくみ足、パーキンソン歩行、振戦、意識消失、意識レベル低下、悪夢、うつ病、睡眠障害、失神、焦燥、レストレスレッグス症候群、衝動制御障害、病的賭博、強迫性購買、暴食、多汗、味覚異常、感覚鈍麻、錯覚、病的性欲亢進、精神症状、強迫性障害、ドパミン調節障害症候群、疲労、便秘、食欲不振、腹部不快感、口渇、腹痛、下痢、消化不良、胃潰瘍、胃炎、胃腸炎、口内炎、口腔内不快感、口内乾燥、逆流性食道炎、起立性低血圧、低血圧、動悸、心房細動、上室性頻脈、高血圧、呼吸困難、咽喉頭障害、咽喉頭疼痛、咽喉頭不快感、咳、しゃっくり、貧血、白血球数減少、白血球数増多、赤血球数減少、尿潜血、排尿困難、発疹、そう痒、蕁麻疹、紅斑、視覚異常、眼のチカチカ、BUN上昇、尿糖、血糖上昇、低カリウム血症、低ナトリウム血症、姿勢異常、斜頚、筋骨格硬直、筋骨格痛、背部痛、四肢痛、頚部痛、筋痙縮、関節痛、適用部位そう痒、適用部位紅斑、適用部位変色、適用部位水疱、適用部位刺激感、適用部位びらん、適用部位発疹、適用部位浮腫、倦怠感、末梢性浮腫、体重減少、無力症、熱感、ほてり、冷汗、転倒、耳鳴、耳痛、不正出血、不規則月経、勃起障害、鼻炎、皮膚色素脱失、発汗、うつ、不安、嗜眠、異常な夢、痙攣、失見当識、激越、薬剤離脱症候群、無感情、疲労感、疼痛、過敏症、血管浮腫、顔面浮腫、眼瞼浮腫、霧視、体重増加
ニュープロパッチ4.5mgの用法・用量
- 〈パーキンソン病〉通常、成人にはロチゴチンとして1日1回4.5mg/日からはじめ、以後経過を観察しながら1週間毎に1日量として4.5mgずつ増量し維持量(標準1日量9mg~36mg)を定める
- なお、年齢、症状により適宜増減できるが、1日量は36mgを超えないこと
- 本剤は肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部のいずれかの正常な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える
- 〈中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)〉通常、成人にはロチゴチンとして1日1回2.25mg/日からはじめ、以後経過を観察しながら1週間以上の間隔をあけて1日量として2.25mgずつ増量し維持量(標準1日量4.5mg~6.75mg)を定める
- なお、年齢、症状により適宜増減できるが、1日量は6.75mgを超えないこと
- 本剤は肩、上腕部、腹部、側腹部、臀部、大腿部のいずれかの正常な皮膚に貼付し、24時間毎に貼り替える
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈パーキンソン病〉本剤の投与は、「用法及び用量」に従い少量から開始し、幻覚、妄想等の精神症状、消化器症状、血圧等の観察を十分に行い、慎重に維持量(標準1日量9mg~36mg)まで増量すること〔8.2、9.1.1、9.1.3、11.1.2参照〕
- 7.2. 〈パーキンソン病〉本剤の投与を中止する場合は、患者の状態を十分に観察しながら、徐々に減量すること(漸減の目安は、原則として1日おきに1日量として4.5mgずつ減量すること)〔8.3、11.1.3参照〕
- 7.3. 〈中等度から高度の特発性レストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)〉本剤の投与を中止する場合は、患者の状態を十分に観察しながら、徐々に減量すること(漸減の目安は、原則として1日おきに1日量として2.25mgずつ減量すること)〔8.3、11.1.3参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
ニュープロパッチ4.5mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
非定型抗精神病薬 |
悪性症候群、発熱、意識障害、無動無言、高度筋硬直、不随意運動、嚥下困難、頻脈、血圧変動、発汗、血清CK上昇 |
ドパミン拮抗剤 |
本剤の作用が減弱 |
フェノチアジン系薬剤 |
本剤の作用が減弱 |
ブチロフェノン系製剤 |
本剤の作用が減弱 |
メトクロプラミド |
本剤の作用が減弱 |
抗パーキンソン剤 |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
レボドパ |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
抗コリン作用を有する薬剤 |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
アマンタジン塩酸塩 |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
ドロキシドパ |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
エンタカポン |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
セレギリン塩酸塩 |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |
ゾニサミド |
ジスキネジア・幻覚・錯乱等の副作用が増強 |