α2刺激薬(高血圧治療薬) - 解説(効能効果・副作用・薬理作用など) | MEDLEY(メドレー)
α2刺激薬(高血圧治療薬)
中枢の交感神経α2受容体を刺激し、末梢における交感神経の活動を抑えることで、血管を拡張させ血圧を下げる薬

α2刺激薬(高血圧治療薬)の解説

α2刺激薬(高血圧治療薬)の効果と作用機序

  • 中枢の交感神経α2受容体を刺激することで血管を拡張させ血圧を下げる薬
    • 末梢における交感神経の活動が活発になると血管が収縮し血圧が上がる
    • 中枢の交感神経α2受容体を刺激すると末梢における交感神経の活動が抑制される
    • 本剤は中枢のα2受容体への刺激作用により血管拡張作用などをあらわす

α2刺激薬(高血圧治療薬)の薬理作用

血圧が上昇する原因の一つに血管(末梢血管)の収縮がある。

末梢での交感神経の活動が活発になると血管が収縮し血圧が上がる。交感神経の受容体にはα受容体とβ受容体があり、α受容体はα1とα2のタイプ(サブタイプ)に分かれる。中枢(脳など)にあるα2受容体を刺激すると、末梢における交感神経の活動が抑えられ、血管が広がり血圧が下がる。

本剤は中枢のα2受容体刺激作用などにより、末梢における交感神経の活動を抑制し、血管を拡張させ血圧を下げる作用をあらわす。

α2刺激薬(高血圧治療薬)の主な副作用や注意点

  • 精神神経系症状
    • 眠気、めまい、脱力感などがあらわれる場合がある
    • 自動車の運転など危険を伴う作業には注意する
  • 消化器症状
    • 口渇、食欲不振、便秘、吐き気などがあらわれる場合がある

α2刺激薬(高血圧治療薬)の一般的な商品とその特徴

アルドメット

  • 胎児への影響が少ないとされ、妊娠中の高血圧に対して使用される場合もある

カタプレス

  • 低身長症などに関係する成長ホルモンの検査や治療に使用される場合もある
  • 本剤を継続服用している場合の注意
    • 急な服用の中止によって稀に血圧の上昇、神経過敏、頭痛などのリバウンド現象があらわれることがある
    • 治療上の理由などにより本剤を中止する場合には、原則として服用量を徐々に減らすこと

ワイテンス

  • 本剤を継続服用している場合の注意
    • 急な服用の中止によって血圧の上昇、神経過敏、頭痛などのリバウンド現象があらわれる可能性がある
    • 治療上の理由などにより本剤を中止する場合は、原則として服用量を徐々に減らすこと