血管ベーチェット病 - 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)
けっかんべーちぇっとびょう
血管ベーチェット病
ベーチェット病により血管が障害されること
5人の医師がチェック 65回の改訂 最終更新: 2019.10.30

血管ベーチェット病の基礎知識

POINT 血管ベーチェット病とは

ベーチェット病により血管が障害されることです。ベーチェット病は免疫の異常で起こる病気です。血管ベーチェット病はベーチェット病により動脈瘤ができたり、血管の中で血液が固まることをいいます。検査としては血液検査や造影CTなどを行い血管の状態を確かめます。治療としてはステロイド薬や免疫抑制薬、重症例ではインフリキシマブを使用します。血管の手術をすると血管が狭くなったり詰まってしまうことがあるので、、緊急時を除いてなるべく行わないことが望ましいとされます。気になる方はリウマチ、膠原病内科、血管外科を受診してください。

血管ベーチェット病について

  • ベーチェット病免疫により眼、皮膚、口の中、陰部などが攻撃される病気
  • ベーチェット病により血管が攻撃されることがあり、血管ベーチェット病と呼ばれる
  • 血管ベーチェット病は命に関わる危険な状態であることから、通常のベーチェット病とは別に扱われる

血管ベーチェット病の症状

  • 血管ベーチェットでは身体の血管が攻撃されることにより、血管に血の塊(深部静脈血栓症)ができたり、動脈のこぶ(動脈瘤)ができたりする
  • それにより以下のような症状があらわれる
    • 深部静脈血栓症 - 皮膚の下に血の塊のしこりが触れる - ふくらはぎの痛み - 足のむくみ
      • 動脈瘤
        • 腹痛
        • 拍動する腫瘤が触れる
  • 動脈瘤はひどくなると動脈が破れることがあり、命に関わることがある

血管ベーチェット病の検査・診断

  • 血管ベーチェット病の検査
    • 画像検査:腹部CT検査MRI検査で血管に動脈瘤や血栓症がないか調べる
  • 通常のベーチェット病の検査 
    • 皮膚の診察(結節性紅斑外陰部潰瘍の有無)
    • 血液検査:炎症が起きていないかなどを調べる、HLA検査(HLA-B51との関連が知られる)
    • 眼科検査:ぶどう膜炎の有無を調べる

血管ベーチェット病の治療法

  • ステロイド薬
  • 免疫抑制薬(炎症や免疫を抑える薬を使用する)
    • アザチオプリン
    • シクロフォスファミド
    • メトトレキサート
  • 重症例ではインフリキシマブを用いる
  • ベーチェット病で形成された血栓は飛びにくいといった特徴や、本疾患では動脈瘤を形成することがある、といった観点から血をサラサラにする治療を行った方が良いかは意見が分かれている
  • 血管に対する手術は術後の血管の狭窄、閉塞を起こすことがあるため、慎重な判断を要する

血管ベーチェット病が含まれる病気

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