けっかんべーちぇっとびょう
血管ベーチェット病
ベーチェット病により血管が障害されること
5人の医師がチェック 65回の改訂 最終更新: 2017.07.21

血管ベーチェット病の基礎知識

POINT 血管ベーチェット病とは

ベーチェット病により血管が障害されることです。ベーチェット病は免疫の異常で起こる病気です。血管ベーチェット病では動脈瘤を形成したり、深部静脈血栓症を発症します。ぶどう膜炎や結節性紅斑、外陰部潰瘍などベーチェット病を疑うものがないか確認します。検査としては血液検査、造影CTなどを行います。治療としてはステロイドや免疫抑制薬、重症例ではインフリキシマブを使用します。血管病変に対する手術は術後の狭窄、閉塞が起こることが強いため、緊急時を除いてなるべく行わないことが望ましいとされます。気になる方はリウマチ、膠原病内科を受診してください。

血管ベーチェット病について

血管ベーチェット病の症状

  • 腹部大動脈や大静脈など体の中央の太い血管が障害されることによって、以下のような病状を引き起こす
  • 肺を栄養する血管にも動脈瘤を形成し、致死的と成りうるため注意が必要

血管ベーチェット病の検査・診断

  • 血管ベーチェット病に対する血管の評価
    • 画像検査:腹部CT検査MRI検査で血管を評価する
  • 通常のベーチェット病の検査 
    • 皮膚の診察(結節性紅斑外陰部潰瘍の有無)
    • 血液検査:炎症が起きていないかなどを調べる、HLA検査(HLA-B51との関連が知られる)
    • 眼科検査:ぶどう膜炎の有無を調べる

血管ベーチェット病の治療法

  • ステロイド
  • 免疫抑制薬(炎症や免疫を抑える薬を使用する)
    • アザチオプリン
    • シクロフォスファミド
    • メトトレキサート
  • 重症例ではインフリキシマブを用いることがある
  • ベーチェット病で形成された血栓は飛びにくいといった特徴や、本疾患では動脈瘤を形成することがある、といった観点から抗凝固療法をするか否かははっきりと決まっていない
  • 血管病変に対する手術は術後の狭窄、閉塞が起こることが強いため、救急時以外は通常行わない


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