ぷらんまーびょう
プランマー病
良性の甲状腺腫瘍の一つ。甲状腺ホルモンを過剰に産生することにより、甲状腺機能亢進症の原因となる
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最終更新: 2022.03.14
プランマー病の基礎知識
POINT プランマー病とは
甲状腺にできた良性腫瘍です。甲状腺ホルモンを過剰に産生します。腫瘍から過剰にでたホルモンにより、手の震え、動悸、不整脈、息切れ、汗を過剰にかく、体重の減少などの、甲状腺機能亢進症状がでます。首の前にしこりを触れることもあります。診断は血液検査、甲状腺超音波(エコー)検査や頸部CT検査などを行います。シンチグラフィを行なうと、過剰な甲状腺ホルモンの産生を確認できます。治療は手術で腫瘍を取り除くか、弱い放射線を発するヨードを服用して、腫瘍を小さくする放射線ヨード療法があります。甲状腺機能亢進症の症状がある場合は、まず内分泌内科や一般内科に受診してください。原因として腫瘍が指摘された人は、耳鼻咽喉科や甲状腺外科などでの治療が必要になります。
プランマー病について
プランマー病の症状
プランマー病の検査・診断
- 主な検査
- 血液検査
甲状腺ホルモン や甲状腺 に関連する自己抗体 を測定する- カリウムなどの
ミネラル の濃度も併せて測定する
甲状腺超音波 (エコー )検査- 頚部
CT 検査 シンチグラフィ 腫瘍 の部分に異常が見つかり、他の甲状腺腫瘍と区別する上で参考となる
- 血液検査
プランマー病の治療法
- 主な治療法
- 手術
腫瘍 そのものを取り除く- 手術後に
甲状腺ホルモン が不足することがあり、甲状腺ホルモンを飲み薬で補充する必要が生じうる
- 放射線ヨード療法
- 弱い放射線を発するヨードを内服することで、腫瘍を小さくする
- 手術
プランマー病が含まれる病気
プランマー病のタグ
プランマー病に関わるからだの部位

