じかかんさせいひふえん
自家感作性皮膚炎
湿疹や皮膚炎の症状がひどくなり、全身に湿疹や紅斑などの皮膚症状が広がった状態
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最終更新: 2022.04.13
自家感作性皮膚炎の基礎知識
POINT 自家感作性皮膚炎とは
体のある場所にできた湿疹や皮膚炎の影響で、免疫細胞が不必要に活性化し、全身にかゆみを伴う発疹が現れる病気です。原因としては接触皮膚炎(かぶれ)や、貨幣状湿疹、うっ滞性皮膚炎などがあります。見た目が疥癬や水ぼうそうなどの感染症に似ているので、これらの感染症と区別することが重要です。原因となっている発疹の治療が全身の発疹に対しても有効です。また必要に応じてステロイド外用や抗アレルギー薬も使用します。自家感作性皮膚炎が心配な人や治療したい人は、皮膚科を受診してください。
自家感作性皮膚炎について
自家感作性皮膚炎の症状
- 最初は体の一部に出てきた湿疹が急激に悪化したあと、数週かけて全身に小さな赤い
発疹 が広がる - 強いかゆみを伴うことが多い
膿 疱や水ぶくれなどになることもある
自家感作性皮膚炎の検査・診断
- 経過や皮膚の症状から診断される
- 診断が難しい場合は、確認のため皮膚病理検査をすることもある(皮膚の一部を採取して顕微鏡で確認する)