へんとうしゅういえん、へんとうしゅういのうよう
扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍
のどに菌が感染することによる炎症。感染によって膿のかたまりが作られると、扁桃周囲膿瘍と呼ばれる状態になる
10人の医師がチェック 113回の改訂 最終更新: 2017.12.06

扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍の治療薬情報

膿瘍が大きくなって気道(空気の通り道)を塞ぐ可能性があるので、膿瘍がある場合は排液(ドレナージ)を行う必要がある

使用が推奨される治療薬の例

    クリンダマイシン

    クリンダマイシン(点滴or内服)

    投薬期間の目安

    膿瘍がドレナージできていれば10-14日間
    膿瘍のドレナージができていなければ3-4週間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 300-600mg/3回
    50≧CCR≧10 300-600mg/3回
    10>CCR 300-600mg/3回

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    セフトリアキソン + メトロニダゾール

    セフトリアキソン(点滴)

    投薬期間の目安

    膿瘍がドレナージできていれば10-14日間
    膿瘍のドレナージができていなければ3-4週間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/1回
    50≧CCR≧10 2000mg/1回
    10>CCR 2000mg/1回

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    メトロニダゾール(点滴or内服)

    投薬期間の目安

    膿瘍がドレナージできていれば10-14日間
    膿瘍のドレナージができていなければ3-4週間

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 500mg/3回
    50≧CCR≧10 500mg/3回
    10>CCR 500mg/3回

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参考文献

  • SANFORD GUIDE(熱病)2016
  • Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases 8th edition
  • レジデントのための感染症診療マニュアル第3版
  • がん患者の感染症診療マニュアル改訂2版
  • 感染症診療の手引き第3版

クレアチニンクリアランス(CCR)推算式

男性:(140−年齢)×体重/(72×血清クレアチニン値)
女性:0.85×(140−年齢)×体重/(72×血清クレアチニン値)

「CCR」とは腎機能の検査の一つで「クレアチニン・クリアランス」の略称です。血液中に通常存在している物質が腎臓を通ってどれくらい尿中に排泄されているかを測定することで、腎臓の機能を調べます。

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