びたみんえーけつぼうしょう
ビタミンA欠乏症
ビタミンAの摂取不足により、ビタミンA由来の体内物質が作られず、支障をきたす病気のこと
4人の医師がチェック 58回の改訂 最終更新: 2017.12.06

ビタミンA欠乏症の基礎知識

ビタミンA欠乏症について

  • ビタミンAの摂取不足が原因で、ビタミンA由来の体内物質が作られず、支障をきたす病気
  • 栄養失調を起こしやすい発展途上国で見られる
  • 肝臓の机上が落ちている場合にも起こりうる

ビタミンA欠乏症の症状

  • 夜盲症(暗い場所で目が見えづらくなる)
  • 視力低下
  • 目の疲れ
  • 眼が乾燥する

ビタミンA欠乏症の検査・診断

  • 血液検査:血中のビタミンAの量を調べる
  • 暗順応試験:ビタミンAを摂取することで、暗い場所での見えづらさが改善するか調べる

ビタミンA欠乏症の治療法

  • ビタミンAの摂取
    • 飲み薬で摂取する
    • 筋肉注射を行う
  • 緑黄色野菜を予防として摂取する
  • ビタミンAの過剰摂取も問題となるため、適切な摂取量を医師に相談することが必要

ビタミンA欠乏症に関連する治療薬

ビタミンA製剤

  • ビタミンAを補うことで夜盲症(鳥目)や皮膚の乾燥などを改善する薬
    • ビタミンAは脂溶性(脂に溶けやすい性質)のビタミン
    • ビタミンAが目の感受性を維持し、夜盲症などに効果が期待できる
    • ビタミンAは皮膚や粘膜などを正常に保ち乾燥などから守る作用がある

ビタミンA製剤についてもっと詳しく

ビタミンA欠乏症の経過と病院探しのポイント

ビタミンA欠乏症が心配な方

ビタミンA欠乏症では視力低下、特に暗い場所での視力低下が初期症状として出現します。それ以外にも眼球の乾燥によって角膜に傷ができて、長期的には失明につながる状況です。ビタミンAの不足が原因で起こるものですが、極めて偏った食生活や強い栄養不足でないかぎり、見られることはありません。少々食事が取れなかったり、食生活で人より選り好みがあったりという程度では心配なく、日本で暮らしていてビタミンA欠乏によって症状が出現する心配はほとんどないと言って良いでしょう。途上国では失明の大きな原因の一つになっています。

治療のためにはビタミンAの補給を行いますが、急激にビタミンA製剤を過剰内服すると逆にビタミンA過剰症になるリスクがあるため、市販のサプリメントではなく、治療は医師と相談の上で行うことが必要です。

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